髪の毛染める頻度が少なくなる!? “美容師が激推し”こなれ感も出せる「ハイトーンカラー」
こんにちは。天神の美容室『HEART』のスタイリスト・オギサヤカです！
今年も皆さんが少しでも楽しくなる美容の話をお伝えできるように頑張ります。
前回の記事では、冬におすすめの暖色系カラーについてお話しましたが、今回は季節関係なく“ハイトーン”をキープしたい！という方におすすめの「抜きっぱなしブリーチ」をご紹介します （前回の記事はこちらから）。
服の色が暗くなりがちな冬こそ、実は明るい髪色がおすすめですよ！
ハイトーンが気分！なときにオススメな「抜きっぱなしブリーチ」
ブリーチをする場合、ブリーチをしただけではギラッとした金髪になってしまって、キレイに見えないですよね。なので、上から色をかぶせる“オンカラー”が必須です。
一度ブリーチをすると、どうしても色が抜けてしまいやすくなり、また上からカラーをして……の繰り返し。カラーに追われるようになってしまいます。
それでも明るい髪色（＝ハイトーン）が気分！という方にオススメなのが、「抜きっぱなしブリーチ」です。
一度“オンカラー”をする必要はありますが、メリットとしては、「そろそろまたカラーしないといけないな」と焦る頻度を抑えられます。
少し専門的な話をさせてもらうと、髪質にもよりますが、黒髪からハイトーンにしようとすると「黒→オレンジ→黄色→白」の順に色が抜けていきます。
ここで第一段階のオレンジの状態までしかベースの髪色が抜けていなかったら、ギラッとした金髪（よく田舎のヤンキーみたいといわれる色合い）で、上から色をかぶせるのが必須の状態になってしまいます。
ですので、「抜きっぱなしブリーチ」でブロンドをキープするには、オレンジの次の段階の“黄色”もしくは“白”近くまで色を抜いておく必要があるのです。
なので、気を付けておきたいのが髪の毛への負担。ハイトーンをキープするには、家でのトリートメントなど日々のケアがとても大事です（これは後日、改めてご紹介します！）。
今回は、「抜きっぱなしブリーチ」のスタイルを3つご紹介します。
“根本残し”でこなれ感を演出！ブリーチ2回で“黄色”の「抜きっぱなしブリーチ」
まず、ベースで2回ブリーチをして、黄色の状態にしたスタイルです。
画像：オギサヤカ
根元は、あえて黒髪を少し残すことで、こなれ感を演出。
画像：オギサヤカ
ゆるっとしたスタイルが好きな方や、ブリーチがしみてしまう方は、“根元残し”がおすすめです。
根本から色を抜けば透明感！ブリーチ2回以上で“白”に近い「抜きっぱなしブリーチ」
こちらは黄色から“白”近くまで色を抜いたスタイル。色が抜けにくい人は、2回以上のブリーチが必要です。
画像：オギサヤカ
根本からバッチリ色を抜いてもかわいいですよね！ 根本からきちんと色を抜くことで、透明感が出せます。
画像：オギサヤカ
ケアしながら半年以上、ハイトーンをキープ！
最後は私なのですが、半年以上「抜きっぱなしブリーチ」をキープしています。
画像：オギサヤカ
基本的に、根本はいつも3センチ程度残していて、毛先のブリーチ回数は3回以上です。
ブリーチでリタッチ（新たに伸びてきた髪の根元部分と、すでに色を染めた部分とを同じ色合いにそろえるカラーリング）をしたあとは、色を整えるために一度オンカラーをしました。
そのあとは、週に1度「紫シャンプー」で黄色味を消していますが、白に近いくらいに色を抜いているので使用方法には注意が必要です。
「紫シャンプー」や「シルバーシャンプー」は、使い方を間違うと髪が“緑”になってしまうこともあるので、家でカラーシャンプーを使うときは必ず担当の美容師さんに相談してくださいね。
冬になると洋服の色がどうしても暗くなりがちですが、ハイトーンカラーだと洋服もキマりやすくなると私は思っています。ぜひ一度トライしてみてください！（文／オギサヤカ）
※この記事は公開時点での情報です。
【参考・画像】
※文・画像／オギサヤカ
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