ヘアパックは毎日使うとNG!? 美容師が教える適切な選び方と使い方
こんにちは、美容師のHARUNAです。
日差しがだんだんと強くなるこの季節、紫外線による髪のダメージが気になる人もいるのではないでしょうか。
そんなときはヘアパックでのケアがおすすめ! 今回は、ヘアパックの選び方やケア方法などについて、詳しくご紹介します。
1:ヘアパックとトリートメントの違いは?
髪のスペシャルケアができるヘアパック。ヘアマスクとも呼ばれ、自宅のお風呂で手軽に使用できるアイテムです。しかし、ヘアトリートメントとの違いがよく分からないという声もよく聞かれます。ブランドごとに呼び方の違いがあることもありますが、大まかにどんな特徴があるのでしょうか。
ヘアパック(ヘアマスク)
ヘアパックは、より集中的なケアができるアイテム。じっくり念入りにケアしたいときにおすすめです。
髪に付けたあと5分ほど時間を置く製品が多いのが特徴。時間を置くことで、補修成分などの栄養が内部まで浸透すると言われていて、髪に潤いを与えてくれます。
ただ、ヘアパックを頻繁にしすぎると保湿力で髪が重くなり、ベタつきの原因になる可能性もあるため使い過ぎには注意。一般的には週1回の使用が適切とされています。
ヘアトリートメント
ヘアトリートメントは、時間は限られていてもヘアケアをきちんと行いたいという人におすすめです。
髪に付けてから2〜3分ほどしたら洗い流すという製品が多いのが特徴。短時間でも栄養を補給して、髪を保護してくれるアイテムです。
一般的には週に1~2回程度の使用が適切とされています。
どちらのアイテムも製品の説明をよく読み、髪のコンディションに合わせて使うようにしましょう。
2:ヘアパックを選ぶときにおすすめの成分
ヘアパックには、下記の成分が含まれていることがほとんどです。
「しっとりさせたい」、「サラサラにしたい」など、希望する仕上がりに合わせて、どの成分が入っているかを見て選んでみましょう。
ケラチン:髪の角質層を作るタンパク質。ダメージをケアして、健康的な毛先に導きます。
アルガンオイル:保湿力に優れており、髪の乾燥を防ぎます。
シアバター:豊富な栄養素で髪を保護し、しっとりとした質感に仕上げます。
シルクプロテイン:髪を滑らかにし、ツヤを与えます。
3:ヘアパックのコツ
ヘアパックは、シャンプー後に髪の水気を軽く取ってから、行っていきましょう。
手のくぼみに適量(ボブの人は直径2cmほど、ミディアム~ロングの人は直径3cmほど)を手に取り、毛先を中心になじませます。ミディアム~ロングの人は、耳下の髪まで塗布してください。
手のひらで大まかにつけたあと、目の粗いくしで耳下の髪を軽くとき、ムラなくなじませます。
より集中的なケアを行う場合は、ホットタオルで髪を覆い、蒸気の力で髪の内部に浸透させていきます。製品に表示されている時間を目安にして蒸らしましょう!
蒸らした後は、手のひらをお湯で湿らせて、毛先を握ります。少し水分を足して握ることで、“乳化”が行われ、よりヘアパックが浸透します。
最後は、しっかり洗い流しましょう! パックの成分は内部に浸透しているので、しっかり流しても効果は劣りません。
流したあとに髪にひっかかりがあるなど、手触りが気になる部分には、コンディショナーをなじませて、再度、お湯で洗い流しましょう。
お風呂上がりに毛先の水分を取る方法
お風呂上がりにスキンケアなどをする際に髪が邪魔になることもありますよね。毛先の水分が取れるおすすめのまとめ方を紹介します。
まず、手で髪を一つにまとめます。
フェイスタオルを縦長に持ち、まとめた髪を写真のようにすべて包みます。
束ねた髪の根元に、髪を包んだタオルを巻きつけながら、輪を作ります。
このとき、ふんわり巻きつけましょう。
余ったタオルの端を、輪の中に入れたら完成です。
この方法だと毛先がタオルで包まれているので、水滴が落ちることなく髪をまとめることができますよ!
長時間結んだままにしておくのは、ダメージにも繋がってしまうので、スキンケアが終わったら早めに髪を乾かして整えましょう。
ヘアパックを上手に活用して、健やかな髪を目指してくださいね。(文/HARUNA)
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※文・画像/HARUNA
※画像/Parilov/Shutterstock
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