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スタイリング剤の選び方&付け方

広がる髪に悩む人必見!ボリュームダウンの基本テクニック&垢抜けヘアアレンジ

こんにちは、美容師のHARUNAです。

「髪が広がって思うようなスタイルにならない」、「ボリュームを抑えるために、いつも同じまとめ髪にしてしまう」といったお悩みを持つ人は多いと思います。

そこで今回は、広がる髪に悩む人におすすめの、ボリュームダウンしやすいお手入れの仕方からアレンジまでをご紹介します。

髪のタイプで決める!シャンプーの選び方

まずは、髪を広がりにくくするためのシャンプーの選び方から。

髪のボリュームによる広がりが気になる人は、しっとりタイプのシャンプーを選びましょう。

あわせてトリートメントもしっとりタイプを使うようにすると、髪の乾燥やゴワつきを防ぎやすくなりますよ。

シャンプーの選び方

画像:HARUNA

猫っ毛でボリュームはそこまでないけれど、毛先にまとまりがなくて髪が広がってしまうという人は、サラサラタイプのシャンプーを使い、耳下~毛先のみにしっとりタイプのトリートメントを付けましょう。

猫っ毛の人の場合、頭頂部などの頭皮に近いところにトリートメントを付けると、髪が重みに耐えられずペタッとなりやすくなるため、あえて付けず、まとまりを持たせたい耳下~毛先にのみ付けることが大切です。

ノンシリコンタイプのシャンプーは、保湿成分が少なくボリュームが出やすくなる可能性があるので、いずれのタイプの人も避けることをおすすめします。

水分を飛ばすときがポイント!髪の乾かし方

次は、髪の乾かし方について。

髪は水分が飛ぶときに形が決まるため、どう乾かすかがとても大切です。

まずは、髪を乾かす前にミルクタイプの洗い流さないトリートメントを付けておきましょう。粘性があり、保湿力が高いため、乾いた後もまとまり感が持続しやすく、寝ている間に出る皮脂とともに、翌朝の髪を落ち着けてくれます。

乾かす前のベースが整ったら、さっそく乾かしていきましょう。

髪の乾かし方

画像:Shutterstock

髪を広がりにくくするための乾かし方は下記の通り。

(1)最初に前髪を乾かし整えたら、襟足の髪→後頭部→両サイドの順番で。頭皮に指の腹をあてて、根元をしっかり乾かします。

(2)根本全体が乾いたら、毛先に残っている水分を飛ばします。

(3)毛先が8割ほど乾いてきたら、ドライヤーを上からあてて手ぐしを通しながらほんのりと残った水分を飛ばし、ヘアスタイルの完成系をイメージして整えます。

(4)しっかり乾いたら、最後に冷風をあてて、形を固定させます。

最後に冷風を当てることが、重要なポイント! 寝癖がつきにくい状態になるので、髪が広がりにくくなりますよ。

毛先を中心に!スタイリング剤の選び方&付け方

次は、スタイリング剤の選び方や付け方について。

髪を広がりにくくするためには、重みの出るヘアバームやヘアオイル、油分の多いミルクタイプのスタイリング剤を使うのがおすすめです。

特に、ショートやボブの人は、ばらつく毛先を落ち着かせやすいヘアバーム、ミディアムの人は、パサつきを抑えながらしっとりまとまりやすいヘアミルクやヘアオイル、ロングヘアの人は、適度な重さで髪の広がりを抑えやすいヘアオイルがおすすめです。

スタイリング剤の選び方&付け方

画像:HARUNA

バームとヘアミルクは人差し指の第一関節程度、ヘアオイルは直径1cmくらいが付ける量の目安。いずれの場合も、手のひらと指の間にまんべんなく伸ばしたら、手ぐしを通すように毛先を中心になじませます。

一方、頭頂部付近には付けないように注意しましょう。もし付けてしまうと、時間が経ったときに頭頂部の皮脂と混ざり、油分でベタついて見えてしまいます。

ボリュームダウンして見える!おすすめヘアスタイル

次に、ボリュームを抑えながらおしゃれに見えるヘアスタイルのご紹介!

髪の広がりを抑えつつ軽やかに見せたいという人は、顔まわりだけに流れるようなレイヤーを入れましょう。

後ろの髪は、ボリュームを減らしたいからとすきすぎるのは要注意。あえて、ある程度の重みや長さを残すことでまとまりがよくなります。髪が密集しやすい耳後ろと後頭部の首まわりの内側の髪のみをすいて毛量を調整してもらってください。

スタイリングのコツ

画像:HARUNA

また、とにかく見た目も触った感じも軽くしたい場合は、全体にレイヤーを入れるのが効果的です。ただ、髪の表面に段が入ることで、癖や広がりは出やすくなってしまうので、ボリュームが出やすいハチまわりにだけ、部分的な縮毛矯正やストレートアイロンをかけましょう。

ストレートのままでもかわいいですが、巻き髪にしたいときは耳から下を巻くのがポイント。耳より上から巻いてしまうと横に広がった印象を与えやすくなってしまいます。

特にロングの人は、肩から下の髪だけを巻くようにしましょう。下のほうに重心を持たせることで髪の広がりが気になりにくくなりますよ。さらに、抜け感のあるスタイルに仕上げたいときは、適度なふんわり感の出せる32mm以上の太さのコテを使うのがおすすめです。

スタイリングのコツ

画像:HARUNA

簡単!ボリュームダウンできるポニーテールアレンジ&コツ

最後に、ボリュームを抑えながらおしゃれも叶う、ヘアアレンジについて。

髪が広がりやすい人がポニーテールを作ると、下の写真のように、ハチまわりが膨らんだり、結んだ毛束が広がったりしてしまいがち。

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

毛束が広がりにくく、今っぽく仕上がるポニーテールの作り方をご紹介します!

まずは、ボリュームの出やすいハチまわりをハーフアップの要領で結びます。後頭部の骨が出たところに結び目を作りましょう。

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

そのあと、残りの髪を先ほどの結び目と合わせて束ねましょう。2回に分けることで、スッキリとしたシルエットに結べますよ。

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

さらに髪の膨らみを抑えてタイトに収めるために、結び目にヘアクリップを挟みます。このとき、襟足に沿わせてクリップを付けるのがポイント!

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

顔まわりは、1束10本ほどをイメージして、もみあげの後れ毛を引き出して、ヘアアイロンやコテを使ってふんわりと巻きましょう。

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

シンプルなスタイルもおしゃれさがアップしますよ!

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

ボリュームを抑えた、タイトなアレンジの完成です。

ポニーテールアレンジ

画像:HARUNA

ヘアクリップの種類によって雰囲気を変えることもできますよ。

髪のボリュームをうまく抑えながら、気になるヘアスタイルやヘアアレンジを楽しんでくださいね! この記事が参考になればうれしいです。(文/HARUNA)
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【参考・画像】
※文・画像/HARUNA
※画像/Jo Panuwat D/Shutterstock

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