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トリートメントの乳化ケア

トリートメント、流すだけで終わってない?美容師直伝「ツヤ髪を叶えるコツ」

こんにちは、美容師のHARUNAです。

冬は空気が乾燥しやすく、髪のコンディションが気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、冬こそおすすめしたい、自宅でできるトリートメントの“乳化ケア”をご紹介します。

乳化ってなに?

水と油が均一に混ざることを “乳化”といいます。たとえばメイクのクレンジングでは、クレンジングオイルに少量の水を混ぜて白く乳化させることで、しっかりと落とせるといわれていますよね。

髪においては、トリートメントに少量の水を加えて乳化させることでケア成分がより浸透しやすくなるといわれています。髪に潤いを保ちやすくする有効な手段なんですよ。

乳化ってなに?

画像:HARUNA

トリートメントの前に!汚れを落とす「シャンプーのポイント」

トリートメント成分をきちんと浸透させるために、髪の汚れを落としておくことが大事です。

まずはお湯でしっかりと流したあと、シャンプーを手のひらにとり、両手をこすってよくのばします。

このときのポイントは、白くなるまでのばすこと。泡立ちと泡切れがよくなりますよ!

トリートメントの乳化ケアを行う前に…

画像:HARUNA

次に、シャンプーを頭皮に付けて指の腹を使ってしっかりと泡立て、皮脂やスタイリング剤を落としていきます。

泡立ちが悪いときはシャンプーを足すのではなく、一度そこで洗い流してみてください。そうすることで、頭皮の余分な脂分をしっかりと洗い流せます。そのあと再度シャンプーをすると、泡立ちやすく、汚れも落としやすくなりますよ。

水分量&揉み込みがポイント!トリートメントの乳化ケア

シャンプーを終えたら、髪に付いた水分をしっかりと拭き取ります。濡れた髪は表面のキューティクルが傷つきやすいため、タオルで髪を挟んだらやさしく握るようにして、水分を吸収してください。

次はいよいよトリートメントの乳化ケアです。まずはパッケージの使用方法に従ってトリートメントを髪に付けます。

うまく乳化をさせるコツは、髪に含ませる“水分の加減”。

手のひらのくぼみに溜まる程度のお湯、もしくは手のひらにまんべんなく水滴がつく程度のお湯を、トリートメントをした髪に付け、丁寧に馴染ませて揉み込んでいきましょう。

霧吹きを使う場合は、毛先に2~3プッシュほどかければOKです。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

水分が多すぎるとトリートメントが流れ落ちてしまうので、水は少量から調整するのもコツです。

乳化させる前の髪はこんな感じだと思います。髪をぎゅっと握っても水分が出ることはありません。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

それがトリートメントを乳化させたあとは、毛束を握ると髪は柔らかで、乳液のようなトロッとした水分がにじみ出てきます。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

さらに、ギュッギュッと毛束を握りながら、トリートメントを髪に入れ込むイメージで馴染ませていきましょう。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

髪が短めで毛束が握りにくい人は、手のひらで毛先を下から包み込むように揉んでください。

1分ほど髪を揉み込んだら、使用方法に従って時間を置くなどして洗い流します。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

しっかりと乾かして仕上げましょう。

トリートメントの乳化ケア

画像:HARUNA

乳化ケアした翌朝も、潤いがあってまとまりがよい状態が続いているようであれば、さらに「洗い流さないトリートメント」などを使うのは控えてよいと思います。必要以上の保湿は、ボリュームダウンやべたつきの原因になってしまいますよ。

ひと工夫するだけで、トリートメント効果がアップする乳化ケア。乾燥しやすい冬場のケアとして、ぜひ取り入れてみてくださいね!(文/HARUNA)
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【参考・画像】
※文・画像/HARUNA

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