【髪の長さ別】美容師が教える「旬のカチモリヘアアレンジ」3つ
こんにちは、美容師のHARUNAです。
髪をまとめている人の中には、つい毎日同じアレンジにしてしまい、マンネリ化している人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、ストレートな部分の髪を活かした、“カチモリヘア”がおすすめですよ!
“カチモリ”とは韓国語で“カササギの尾”という意味で、アレンジした髪の毛先をあえて残す、お団子ヘアのこと。韓国ヘアですが、アレンジのしやすさもあり、日本でも今とても人気です。
そこで今回は、簡単にできるカチモリヘアのアレンジを3つ、髪の長さ別にご紹介します!
カチモリへアにアレンジする前に…
カチモリヘアをきれいに仕上げるためには、基本の髪のコンディションを整えておくことがポイントです。
毛先のストレート感が最大の特徴のため、アレンジ前にまずはきれいにブラッシングをしておきましょう。
また、毛先10cmほどだけ、ストレートアイロンを使って自然なストレート感を出しておくと、アレンジ後の毛先がきれいに仕上がりやすくなりますよ。
このとき、全体的にしっかりストレートにしてしまうと、アレンジがしにくくなるので、注意しましょう。
そのあとは、アレンジをする範囲を想定して、耳から下の髪を中心に、軽めのオイルまたはヘアミルクをつけていきます。スタイリング剤は、サラサラ感が残る程度につけ、手に残ったスタイリング剤で頭頂部の髪を整えれば、準備完了です!
ささっと簡単!ボブスタイル向けカチモリへア
まずは、ボブなどの髪が短めな人向けのアレンジ。
最初に、耳の上の髪をゴムで結び、ハーフアップスタイルにします。
結んだを髪をヘアクリップなどでよけておき、残りの髪を一つに結びます。
結んだ2か所の結び目を上向きにして、両方とも毛先が上に向くように押さえ、大きめのヘアクリップで結び目のあたりを挟めば……
ボブスタイル向けカチモリへアの完成です。
こうすると、まとめにくい髪の長さでも襟足の髪がポロポロ落ちず、カチモリヘアならではの毛先もしっかり表現できますよ!
おしゃれにアレンジ!ミディアムスタイル向けカチモリへア
次は、ミディアムヘアの人におすすめのアレンジ。一つ結びに飽きた人や、お団子ヘアが難しいと感じる人にもおすすめです。
まず、ポニーテールを作り、結んだ髪をねじります。
その状態から、毛先が内側に入るように、写真のように、くるんと巻いて輪を作ります。
そのあと、結び目と髪を交差させた部分をクリップで挟めば、完成です!
このとき毛先が乾燥して見えないよう、クリップで挟んだあとの毛先にバームやスタイリングオイルをつけて束感を作ると、よりきれいに仕上がります。
きれいにまとまる!ロングスタイル向けカチモリへア
最後は、ロングヘアの人におすすめのカチモリヘアです。
まず、両サイドの耳より上の髪を少し残して、残りの上半分の髪をハーフアップの要領で結んでいきます。途中まではハーフアップと同じですが、最後だけ毛先を引き抜かず、輪っかを作ります。
毛先はヘアクリップなどで上向きに留めておくとやりやすいです。
次に、作った輪の上で、両サイドに残しておいた髪をすくい、結びます。
そのあと、両サイドを結んだ髪のゴム(2回目に結んだほう)を少し下に引っ張り、結び目を下げます。
その結び目の上に中から指を2本通して、その穴を横方向にひっくり返すようにして、輪を作りましょう。
この輪の中に、最初に作った輪っかを結び目ごと、内側から通せば……
ハーフアップのカチモリヘアが完成します。
ヘアアクセサリーを使わなくても華やかさのあるアレンジヘアになりますよ。
もちろんヘアクリップをつけてもすてき。そのときは、輪っかの上の、髪が交差した部分を挟むようにしましょう。
スタイリング剤をつけなくてもまとまりやすいスタイルなので、おうちで過ごすときにもおすすめです!
余談ですが、美容院でカチモリヘアをお願いするときは、こんなスタイルにも。特別な日にもぴったりです。
毛先のストレート感を出すことで、今っぽい雰囲気に仕上がるカチモリへア。比較的簡単でデザインも豊富なので、気軽にチャレンジして、秋のおしゃれを楽しんでくださいね!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
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