気になり始めたらチェックして!美容師が教える「白髪のカラー対策&ホームケア」
こんにちは、美容師のHARUNAです。
今回は、白髪が気になり始めた人向けに、白髪に関する注意点や、自宅でもできる白髪対策などをご紹介していきます 。
白髪は抜いてもいいの?
よく、美容室のお客様から「白髪を抜いてしまうのは大丈夫か?」と質問されます。
抜くことは、極力しないようにしましょう。
髪が生え変わる回数は決まっていて、回数を過ぎると新しい髪は生えてきません。抜いてしまうと、その回数を人工的に減らすことになってしまうからです。
年齢を重ねるごとに、髪の量や細さも変化していくので、薄毛に繋がってしまうことも……。未来の髪のために抜かないことが一番です。
白髪に着目しすぎないことがポイント!
白髪があるからといって、できるヘアスタイルが減ることはありません。今は、白髪染めやおしゃれ染めなど限定せずにさまざまなカラーを楽しむこともできます。
変化を受け入れながら、まずは、担当の美容師さんへ希望するスタイルやカラーを相談してみてくださいね!
伸びた根元はリタッチカラー
次に、美容院でのカラーについてお話していきます。
髪は1ヶ月に1cmほど伸びるため、カラーで白髪を染めても10日ほど経つと根元の白髪が目立ってくるのは仕方がないことです。
その都度染めれば問題ないのですが、毎回髪全体を染めていると、毛先のダメージに繋がる可能性もあります。
そんなときは、美容師さんと相談しながら、根元の伸びた部分だけを染める「リタッチカラー」を利用しましょう。
毛先には負担がかかりにくく、根元の色はきれいに保ちやすくなりますよ。
自宅ではカラー補強アイテムを活用
最後に、白髪のホームケアのお話をしていきます。
最近では、カラーシャンプーやカラートリートメントも増えていますね。それらをうまく使うのもおすすめです。
ただし、前後のカラーに影響するため、必ず担当の美容師さんに、どの種類を選ぶといいか確認してから使用してください。カラーシャンプーやカラートリートメントで染めるというより、あくまでも次にカラーをするまでの補強を目的として使用しましょう。
基本的には、美容室でカラーをして数日経過し、毛先に退色したような黄色味やオレンジ味を感じ始めてからの使用をおすすめします。
そして、美容院に行く予定の1週間〜3日前くらいまでには使用をやめて、カラーシャンプーの影響がない状態にしてから美容院で染めるのがいいと思います。
ダメージによる色落ちを防ぐためにも、髪は毎日しっかり乾かすことも忘れずに!
ほかにも、マスカラタイプやファンデーションタイプの白髪カバーアイテムは、即席でほしい部分だけのカバーができて、とても便利です。
毛先より少し暗めの色を選ぶのがポイント。
新しく伸びてきた部分の髪は、黒髪と白髪が混合している状態。白髪カバーアイテムでは黒髪の色はほぼ変わらないため、地毛に近い暗めの色味を選ぶ方が、染まった白髪が黒髪になじんで見えるのです。
汗をかく時期は、ウォータープルーフ効果にも注目して選びましょう!
髪質の変化とともに、カラーともうまく付き合い、お好みのヘアスタイルを楽しんでもらえたらと思います! ぜひ参考にしてくださいね。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/fongbeerredhot/Shutterstock
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