TOP > ビューティー・ヘルスケア > 暑さが本格化する前に!美容のプロが教える「春夏向けメイク崩れ対策」総まとめ
メイク崩れ対策

暑さが本格化する前に!美容のプロが教える「春夏向けメイク崩れ対策」総まとめ

2023.05.22

夏の気配を感じる日も多くなってきましたが、「メイク崩れ対策」はできていますか?

汗ばむことが多くなると、きれいに仕上げたメイクが崩れていないか、外出先で気になることがあると思います。

そこで今回は、これまでARNEで紹介してきた、美容家・杉本由美さんの記事から、「春夏向けメイク崩れ対策」をまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

スキンケアで対策

お肌の保湿不足に注意する

最初は、スキンケアでできるメイク崩れ対策について。

秋冬と比べて春夏は乾燥を感じにくくなるため、たっぷり保湿をしない人もいるかもしれません。しかし、お肌の水分不足によって皮脂が過剰に分泌されてしまう、インナードライの状態になることがあります。

インナードライのお肌はメイク崩れが起きやすくなるため、春夏も乾燥が気になる季節と同様にしっかりと化粧水で保湿を行い、お肌に必要な水分を与えましょう。

化粧水をたっぷりと手に取り、やさしく手のひらで包み込むように、擦らず、しっかりハンドプレスをしてお肌にぐんぐんと浸透させるイメージで重ねづけを。化粧水の重ねづけをしていくと、お肌にツヤが宿る瞬間があるので、それを目安にしてください。

スキンケアで対策

画像:杉本由美

また、化粧水をひたひたにしたコットンを使っての保湿もおすすめです。その際は、肌にやさしく3秒ほど当てましょう。このやり方はコットンパックのような効果もありますよ。

★このメイク記事をもっと詳しくチェック★
メイク崩れが加速するかも?美容家はしない「夏のNGスキンケア」

メイク前のスキンケアは「シンプルに」を意識する

お肌のうるおいを保つために朝からしっかりと保湿を行うことは重要ですが、スキンケアのアイテムによっては重たい仕上がりになるものも……。

油分の多い美容液やクリームなどのスキンケアアイテムを使うと、メイクアップアイテムの油分と合わさり、メイク崩れや皮脂詰まりの原因になる可能性もあります。

そのため、朝のメイク前は、化粧水を重ねづけしてしっかりお肌に水分を与えて、乳液で仕上げる程度のシンプルなスキンケアを心がけましょう。

スキンケアで対策

画像:杉本由美

ただ、どうしてもそれだけでは不安という人は、サラッとしたテクスチャーのオイル美容液を使ってみてください。

スキンケアで対策

画像:杉本由美

サラッとしたテクスチャーのものであれば、ファンデーションが崩れにくく、メイク前の使用にもおすすめですが、オイル美容液を塗ったあと、少なくとも5分は待ってからメイクするようにしましょう。

★このメイク記事をもっと詳しくチェック★
ファンデの毛穴落ちを防ぐ!美容家直伝「夕方まできれいを保つメイクテク」

逆に夜は、日中の汗や紫外線にさらされたお肌をいたわるため、美容液やナイトクリームなどもフルライン使いで、徹底したスキンケアを行いましょう。

★このメイク記事をもっと詳しくチェック★
夜のほうが効果を実感しやすい!? 美容家が「朝はしてないスキンケア」3つ

ベースメイクで対策

ファンデーションは必要な部分だけ塗る

次に、ベースメイクでできるメイク崩れ対策をご紹介します。

ファンデーションは全顔に塗らず、カバーしたいパーツがある顔の中心にのみ使うのがおすすめ。

化粧下地や日焼け止めを塗ったあとは、必要なところだけコントロールカラーでトーンを整え、シミやクマはコンシーラーでカバーしましょう。

また、毛穴が気になる部分には、毛穴専用下地を部分使いするのも◎! 皮脂を抑えてくれたり、毛穴の凸凹をなめらかにしてくれたりと、とても優秀なアイテムです。

これらを使ったあとに必要な部分だけファンデーションをのせると、仕上がりがきれいになりますよ。

ベースメイクで対策

画像:杉本由美

パウダータイプのファンデーションを塗るときは、スポンジにとって顔の中心に伸ばしますが、何度も塗り直さないのがポイント。少し薄いかな?と思うくらいがベストです。仕上げとして、特に小鼻周辺は、何もついていない大きめの筆で表面についた不要なファンデーションをはらいましょう。このひと手間があるかないかでは、時間が経ったときのお肌が違います。

リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使うときは、少量を気になる部分に点で置き、ブラシで内から外に薄く伸ばしてつけましょう。最後に、フェイスパウダーを大きめのブラシでふんわりと軽くのせると、ヨレ防止になります。

「BBクリーム」を使用する

複数のアイテムを使えば使うほどメイク崩れを招きやすくなるので、汗ばむ時期だけでも、1本で下地・日焼け止め・ファンデーションの役割を果たしてくれて、カバー力がある商品も多い「BBクリーム」をベースメイクに使うのもおすすめです。

ベースメイクで対策

画像:Shutterstock

使用する際は、お肌に薄くつけてから指で軽くパッティング。そのあと、何もついていないパフを使ってポンポンと、お肌と一体化させるイメージでなじませましょう。少量ずつ付けてパフでなじませることを繰り返し、余分につけないように意識してくださいね。

★このメイク記事をもっと詳しくチェック★
ファンデの毛穴落ちを防ぐ!美容家直伝「夕方まできれいを保つメイクテク」

ポイントメイクで対策

リップはティッシュオフして重ね塗りする

最後に、落ちないリップ対策について。

リップが落ちていると、疲れた印象や老け見えにつながることもあるので、できる限り落ちないように、メイク崩れとともに対策をしましょう。

その方法は、ずばり重ね塗りです。

まずリップをひと塗りしたら、全体を軽くティッシュオフ。表面の余分な油分を拭き取りましょう。

ポイントメイクで対策

画像:杉本由美

そして、再度その上からリップを塗り、もう一度ティッシュオフ。これだけで、リップの落ち具合が変わりますよ。

★このメイク記事をもっと詳しくチェック★
マスクを外すのが怖い…!「ガッカリされたくない」人に教える美容家のメイク術3つ

化粧水のつけ方やファンデーションの塗り方など、ポイントを押さえることで、メイク崩れを予防することができます。今日から実践できる簡単な対策のものばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/杉本由美
※画像/Irina Bg/Shutterstock

#メイク をまとめてチェック!
#美容 #ビューティー
 #コスメ
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから

<こんな記事も読まれています>
【2024年最新】福岡県内「紅葉名所」まとめ
【おでかけ】子連れで遊びに行きたいスポット
【毎週水曜更新】イヴルルド遙華の12星座占い