朝がラクになる！美容師直伝「寝癖をつきにくくする方法＆直し方」

2023.06.07

こんにちは、美容師のHARUNAです。

何かと忙しい朝。毎日、寝癖直しに時間がかかって大変！という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、寝癖をつきにくくする方法や、忙しい朝でも簡単にできる、寝癖の直し方をご紹介します。

寝癖をつきにくくする方法

まず、寝癖がつく大きな原因は、ご存じのとおり、入浴後に髪を十分に乾さずに寝てしまうことです。

表面上は乾いているように見えても、髪の芯に水分が残った状態の場合、そのまま寝てしまうと、頭の重さの圧がかかった状態で髪が乾き、寝癖がついてしまうのです。

お風呂から上がったらタオルで水分を拭き取り、髪が一番乾きにくい根元にドライヤーをあてて、髪を乾かしていきましょう！

最初は前髪から。前髪は乾きやすく形がつきやすい部分。先に乾かして、前髪の形を整えてください。

前髪に分け目をつけたくない場合は、上からドライヤーの風を当てて、手でほぐしながら乾かしましょう。

画像：HARUNA

そのあとは、後頭部や頭頂部、両サイドの髪などの根元へドライヤーの風が行き渡るように、軽く擦りながら髪全体を乾かします。根元を乾かしているうちに、毛先も自然と乾いていきますよ。

根元が乾いてきたら、根元から毛先までの中間部分にドライヤーの風を上からあてながら手ぐしで整えましょう。髪がまとまりやすくなりますよ。

画像：HARUNA

最後に、ドライヤーを離して、触ったときに髪がひんやりしていなかったら、完全に乾いている状態です！

完全に乾いたら、髪の毛全体に冷風を当てて仕上げましょう。髪を冷やすことで、キューティクルが整い、髪にツヤが出て、寝癖もつきにくくなります。

また、朝起きてきれいにまとまっている状態をイメージしながら、髪が枕に沿うように手でなでて整えてから眠りにつきましょう。

それでも寝癖がついてしまった……。そんなときの直し方を説明していきますね！

寝癖のついた髪は、たとえ毛先がはねていても、原因は根元にあります。根元の髪が、枕などにより潰れている反動で、毛先がはねてしまうのです。

まずは、はねている毛先の根元を、霧吹きなどを使って水で濡らしましょう！

画像：HARUNA

そのあと、指先を地肌に当て、潰れた根元をふんわりさせるようにドライヤーで乾かして、寝癖をとっていきましょう。

こうすることで、毛先のはねている部分も自然とおさまるようになりますよ。

つむじまわりや後頭部など、髪が潰れてぺちゃんこになったような寝癖は、根元を水で濡らしてふんわり乾かします。

手ぐしを通しながら根元へ向けて風をあて、毛流れを整えましょう。

画像：HARUNA

根元が立ち上がり、毛流れも整ってふんわり仕上げた状態になると、ブローやアイロンをしたときにも、毛先がきれいにまとまりやすくなりますよ！

寝癖が改善されると、朝のスタイリングがとても楽になりますよ！　寝癖に悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね。（文／HARUNA）
※この記事は公開時点での情報です。

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※文・画像／HARUNA

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