春の紫外線に注意!美容師直伝「枝毛や切れ毛の予防&ケア方法」
こんにちは、美容師のHARUNAです。
今回は、紫外線量が増える春に注意したい、枝毛や切れ毛にならないための予防法やケアの仕方をご紹介します。
なぜ枝毛や切れ毛ができるの?
まずは、枝毛や切れ毛のメカニズムについて。
たとえば、ヘアカラーをしている人は、染めたては均一の色でも、しばらくすると髪の内側に比べて、髪の表面のほうが明るい色になっているという経験があるかもしれません。
これは、髪の毛の表面が紫外線のダメージを受け、カラーが退色することで多く見られる現象。
お肌と違ってわかりにくいのですが、髪の毛も日焼けをしているのです。
この日焼けにより、髪は乾燥を引き起こし、水分が不足した髪の毛先は、枝毛や切れ毛になりやすくなってしまいます。
特に、春は紫外線が急激に増えるため、ダメージを蓄積しやすいといわれています。
枝毛や切れ毛を防ぐ、紫外線対策
枝毛や切れ毛を発生させないために、まずは髪の紫外線対策から行いましょう。一番手軽ですぐにできるのは、帽子を被ること。外に長時間出る際は特におすすめです。
帽子を被ると、せっかくのスタイリングした髪や前髪が潰れてしまって困る……という方は、髪の毛にも使える日焼け止めがおすすめですよ。
スプレータイプのものだと、満遍なく髪に馴染ませることができるので便利です!
また、お団子ヘアなど毛先をまとめるスタイリングにすると、乾燥しやすい毛先を紫外線から守ることができます。
枝毛や切れ毛を防ぐ、ヘアケア法
さらに、枝毛や切れ毛を防ぐためのヘアケアについてもお話していきます。
日頃から毛先を乾燥させないよう、自然乾燥はしないのが鉄則。お風呂あがりは、きちんと髪を乾かしましょう。
乾かすときには、毛先を洗い流さないトリートメントで保湿するのを忘れずに。
皮脂が出やすい春夏は、根元付近にトリートメントをつけるとベタつきの原因となるため、根元は避け、毛先をしっかり保湿してください。
特にロングヘアの場合、毛先は髪が毛穴から伸びて5、6年ほど経過し、毛先にダメージが蓄積した状態となっていることが多いため、入念に保湿を。
ストレートアイロンの温度にも要注意
また、日頃、コテやストレートアイロンを使っている方は、設定温度120〜150度を心がけましょう。
160度以上で使い続けてしまうと、髪は焼けて硬化し、ゴワつきの原因にもなるといわれています。
そのため、保湿ケアをしても改善されず、乾燥が進んで切れ毛や枝毛を促進させてしまうことに。
そうならないためにも、なるべく低い温度で使い続けることをおすすめします。
また、枝毛や切れ毛には、摩擦も大敵! 寝るときは、摩擦によるダメージを軽減できるナイトキャップやシルク素材の枕カバーなどを使いましょう。
どれも取り入れやすい対策ばかりです。枝毛や切れ毛ケアをして、春のヘアスタイルを楽しんでくださいね。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/Kmpzzz/Shutterstock
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