花粉の季節に備える!【美容師が解説】覚えておきたい「髪の花粉ケア」
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
花粉の季節になりましたね。顔や衣類の対策はしているけれど、髪の対策はできていないという方も多いかもしれません。
でも実は、髪の毛には、花粉が吸着しやすいといわれています。
そこで今回は、花粉の舞う季節をより快適に過ごせるような髪の毛のケア方法について解説します。参考になればうれしいです。
なぜ髪の毛に花粉がつきやすいの?
まずは、花粉がつきやすくなる髪の状態からお話しします。
朝の髪の毛は、寝ている間に出た皮脂が、根元付近に少し広がるようについた状態となっています。
そのため、髪の根元付近はベタつき、花粉がつきやすい状況となっているのです。
油分の多いスタイリング剤をつけている場合も、油分で花粉が付着しやすい状況となってしまいます。
また、空気が乾燥している季節は、静電気が起こりやすくなりますよね。その静電気も、髪に花粉を引きつけてしまう原因になるのです。
花粉が髪の毛につくと、どんな影響がある?
では、髪の毛に花粉がつくと、髪の毛や頭皮にはどのような影響が出るのでしょうか。
まず、顔周りにより多くの花粉があるため、くしゃみや鼻水など花粉症の症状が出やすくなるといわれています。
また、冬の乾燥にさらされてきた頭皮は、外からの刺激によりダメージを受けやすいため、花粉がつくことでかゆみなどの違和感が起きやすくなる場合もあります。
もし頭皮にかゆみが出てしまったら、頭皮を触りたくなってしまうため、ヘアスタイルが崩れる原因にも繋がります。
花粉を持ち込まない!髪の毛の花粉対策
なので、できる限り、髪についてしまった花粉を家に持ち込まないようにしたいところ!
帰宅したらまずは、花粉を払いましょう。携帯用のブラシで玄関前で髪をブラッシングするのをおすすめします。できれば静電気防止の除電ブラシがおすすめです。
花粉で敏感になっている頭皮は刺激しないよう、あくまでも髪の毛だけをブラッシングしてください。
ブラシは静電気を起こしにくい天然素材のものや静電気防止加工をされたものを使ってくださいね!
そのあとは、早めにお風呂で花粉を洗い流しましょう。ウェット感のあるバームなどでスタイリングをした場合には、花粉がより吸着しやすい状態なので、帰宅後すぐに洗うことをおすすめします。
ベタつきやすい頭皮付近は、しっかりシャンプーして余分な皮脂を取り除き、乾燥しやすい毛先は、トリートメントなどで保湿ケアをしていきましょう。
また、乾燥した髪は静電気を引き起こしやすい状態となります。
お風呂上がりにはしっかり髪を乾かして、保湿を意識したヘアケアを行い、ダメージが進行しないよう意識してください!
加湿器をつけて、静電気が起こらないようにする環境作りもおすすめですよ。
花粉をつけない!髪の毛の花粉予防法
外出する前に、花粉がつかないようにする対策も大切です。
まず、髪をおろすときには、花粉がつきにくいよう、サラサラの質感を意識した仕上がりにしましょう。
ウェット感のあるスタイリングに仕上げたいときには、まとめ髪にアレンジするのがおすすめです。
毛先がまとまっていると、髪についた花粉が舞うことを抑えられるので、顔への付着も防ぎやすくなります。また、帽子を被るのもいいでしょう。
今回は花粉が飛ぶ時期の髪の毛のケア方法をご紹介しました。症状の治療は専門医へご相談くださいね。花粉対策を取り入れながら、春もおしゃれを楽しんでいきましょう!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/Kmpzzz/Shutterstock
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