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乾燥知らずの美髪を作る!【美容師が解説】シャンプー前から翌朝までのヘアケア

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こんにちは、美容師のHARUNAです。

冬になると、髪の毛の乾燥が気になるという声をよく聞くようになります。乾燥すると静電気が発生しやすくなり、髪の毛も傷みやすくなるので、冬向けのヘアケアを行うことが重要です。

そこで今回は、夜のシャンプー前から、翌日のスタイリングまで、一通りのヘアケアをご説明します。参考になればうれしいです。

シャンプー前にブラッシングする

これを忘れがちな方が多いのですが、まずは、シャンプーをする前にブラッシングをしましょう。ブラッシングは髪の絡まりを事前にとり、髪に付着したホコリを落とせます。

シャンプー前にブラッシングする

画像:HARUNA

ここで、冬場のブラッシングの注意点をお伝えしておきましょう。

冬場は空気が乾燥しているため、静電気が起こりやすい状況です。そのため、ブラシを軽く水拭きしてから使う、加湿器などで保湿された空間で行うなど、静電気が起こりにくい状況を作ってからブラッシングをしましょう。

また、頭皮の乾燥によりかゆみがある場合には、フケが出る原因にもなりますので、頭皮にはブラシを当てないようご注意ください。

トリートメントは毛先を中心に入念に

シャンプー時、寒いからといって、熱めのお湯で洗い流すのは皮膚の乾燥に繋がります。温度は38~39度くらいが好ましいでしょう。シャンプー前には3分ほどしっかりと湯洗いをし、シャンプー後はしっかり洗い流してくださいね。

シャンプーやトリートメントは、しっかりと洗い流す

画像:Shutterstock

また、トリートメントやコンディショナーで、冬場は特に毛先の保湿を入念に行いましょう。普段「さらさらタイプ」のものをお使いの方は、3回に1回は「しっとりタイプ」のものでケアするなど、毛先の保湿力を高めるケアがおすすめですよ。

このとき、トリートメントを浸透させるように目の粗いコームで髪の毛をとかすと、洗い上がりのまとまりやしっとり感をより感じられる可能性が高まるのでやってみてくださいね。

洗い流さないトリートメントをつけて髪をしっかりと乾かす

髪を乾かす前には、冬の乾燥から毛先をしっかり守るためにも、洗い流さないトリートメントをつけることをおすすめします。冬場は、乳液のようなミルクタイプが特に良いでしょう。

トリートメントをつけて髪をしっかりと乾かす

画像:Shutterstock

そして、髪を頭皮から毛先へと乾かしていきます。これは一年を通して言えることですが、髪はしっかりと乾かしてくださいね。水分が残ると毛先のダメージや頭皮の匂いの原因となってしまいます。

乾かし方の順番は、前髪を乾かす→後頭部の根元を乾かす→頭頂部のつむじ周り〜両サイドの根元を乾かす→毛先を乾かす→冷風を当てるという流れで行ってみてください。

乾かしたあとは、1か所につき1回程度軽く絡まりをとるようにブラッシングを行いましょう。何度もブラッシングするのは静電気を引き起こす可能性に繋がるので注意してくださいね。

寝るときは毛先の摩擦対策を

寝るときのヘアケア対策として、シルク素材のナイトキャップ着用をおすすめします。すぐにナイトキャップが用意できない場合には、スカーフやハンカチでも良いのでサテン素材のようなツルツルした生地のものを枕元に敷くと良いでしょう。

寝るときは毛先の摩擦対策を

画像:Shutterstock

また、髪が長い方はツインテールのようなイメージで髪を2つに手で分け、毛先は胸のほうに下ろして頭を枕にのせましょう。

もしくは、横になったときに、毛先が体の下敷きにならないよう、枕の横に毛先を垂らすようにして寝ると、摩擦によるダメージを軽減できますよ。

毛先の摩擦は枝毛や乾燥の原因となるので、要注意です!

起きてからスタイリングまで

最後に朝のスタイリングの際の注意点もお話します。日中は、とにかく静電気を予防することが大切です!

そのため、朝起きてからはまず、静電気の起こりにくい、木製や豚毛などの天然毛のブラシでブラッシングをしましょう。

また、スタイリング前に、髪を水やウォータータイプのトリートメントミストなどで湿らせるのもおすすめです。

ツヤツヤ美髪

画像:HARUNA

外出先では、ヘアミストや洗い流さないトリートメントを軽くつけて保湿することも静電気防止になります。

髪の毛の水分量を保つことが大切です。小さな持ち運びタイプのミストなどもあるのでチェックしてみてくださいね。

冬はどうしても空気の乾燥が気になりますね。この時期に合った対策をしながら、艶髪を目指しましょう!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/HARUNA
※画像/ivan_kislitsin、kei907、paulaphoto/Shutterstock

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