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これでもう失敗しない! “初心者必見”美容師が教える「コテの使い方」基礎&応用

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こんにちは、美容師のHARUNAです。

皆さん、コテは毎日使っていますか? 今は多くの方がヘアアレンジのためのコテを持っているのではないでしょうか? そんな中でも、持っているけど上手く使えない、どう巻けばいいのか分からないという声も多く聞きます。

今回はコテ巻きの練習に役立つ内容にしたので、参考になればうれしいです。

無理のない束の髪を巻いていきましょう

髪を巻く上で大切なのは、無理のない量の髪を巻いていくことです。毛束の量が多すぎるとコテの熱が行き渡らず、幅が広すぎるとコテに収まり切らず巻きにくい状態になってしまいます。

また、コテの向きを確認するときはプッシュレバーがどこを向いているのかを見てくださいね!

巻くときは、下の写真のように、コテの熱が行き渡りやすい束感にしながら巻いていきます! このときコテに巻く髪の量は、「コテの3/1幅」もしくは「5cm幅」のイメージです。

コテを巻くときは、無理のない束の髪を巻くようにしましょう

画像:HARUNA

1:コテを使った内巻きの練習

まずは、内巻きから。毛先をワンカールさせるやり方です。

内巻きの場合、プッシュレバーが外向きになっていることを確認してください。そして、必ず下に巻きましょう。そうしないと、カクッという折れ線が髪についてしまうので要注意です。

(1)本来巻く位置よりも上からコテをあて、髪の表面を滑らせながら巻き始める位置までコテを下げます。こうすると、髪の表面にツヤが出ます。

(2)ワンカール巻くのを想定して、毛先にいく手前からコテを回し始めます。

(3)毛先までしっかり巻き込んでいきます。

(4)コテをはずして髪を持ったまま少し冷ましましょう。プルンとしたカールに仕上がりますよ!

コテを使った内巻きの練習

画像:HARUNA

2:コテを使った外ハネの練習

次に、外ハネです。こちらも毛先をワンカールさせるやり方です。

外ハネの場合、プッシュレバーが内側を向いていることを確認してください。そして、巻くときは、下から自分のほうに巻き込むようにしてください。

(1)このときもツヤを出すために本来巻く位置より上から滑らせましょう。

(2)ワンカール巻ける位置からコテを回転させ、毛先まできれいに巻いていきます。

(3)コロンとした外ハネになるので女の子らしいフェミニンな雰囲気のスタイルに完成。

コテを使った外ハネの練習

画像:HARUNA

カジュアルな雰囲気にしたいときは、ストレートアイロンで毛先まで真っ直ぐに仕上げて、スタイリング剤を付けるときに外ハネを意識しながら手でクセづけるやり方がおすすめです!

3:コテを使った波巻きの練習

次は難易度を上げて、波巻き! この巻き方は、前述した内巻き、外巻きを繰り返す応用編です。

(1)内巻きをするときのようにプッシュレバーが外側にくるようにコテを通します。そして中間の髪を内巻きと同じ要領で巻き、型が付いたらコテを一度外します。

(2)(1)よりも下にコテを通します。外巻きをするときのようにプッシュレバーが内側になるようにしましょう。そして、外巻きになるよう毛先を巻きます。

(3)最後にしっかり毛先を巻き収めます。

(4)完成です。

※(1)と(2)のとき、コテで巻きながら空いている手で波になるよう逆方向に圧力をかけましょう。

ロングヘアーの方は、これを繰り返すことで波ウェーブもできますよ!

コテを使った波巻きの練習

画像:HARUNA

波巻きができると、スタイリングのバリエーションが広がりますね!

4:コテを使った前髪の流し方の練習

最後に前髪の流し方もやってみましょう!

髪は時計回りのように一つの方向に渦を巻くように生えています。そのため、左右で髪の流れ方が異なります。

左側はきれいに流れるのに、右は流れなくて目にかかって邪魔……なんてときがありますよね。これは髪の生え方が影響しているわけなのです!

写真右のようにストンと髪が落ちて流れにくい前髪を、きれいに流す方法を説明します。

髪は左右で流れ方が異なる

画像:HARUNA

(1)前髪の中間部分から外に向かってコテを回転させます。このときのコテの入れ方は外巻きと同じです。

(2)回転させながらコテを前に引き出します。耳横に流すようなイメージでコテを外しましょう。

(3)前髪横にデザイン性のあるカットをしている場合は、同じ要領で前髪となじむように巻いてください。

(4)完成です。

ストンとした流れにくい髪も、きれいに流れがつきましたね!

コテを使った前髪の流し方の練習

画像:HARUNA

顔に近いため、火傷には注意してくださいね。

完成したヘアスタイルの女性

画像:HARUNA

コテを使うのが初めての方は、まずはコテの電源は入れずに操作練習のみすることをおすすめします。慣れてきたら低温で巻くのを根気よく続けてください。自転車のように感覚を掴めたら、コテは簡単に巻けるようになっていきますよ!

コテのワンカールとストレートアイロンのワンカールでも感じが変わるので、巻けるようになったら道具も変えて挑戦してみてくださいね。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/HARUNA

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