もう今さら聞けない!初心者向けに美容師がレクチャー「ヘアアレンジの基本」
~もっと福岡を、好きになる~
「あーね!」って言いたくなる情報を福岡から毎日発信中!
こんにちは、美容師のHARUNAです。
毎日暑い日が続きますね! 美容室でも、涼しさを求めたヘアスタイルのオーダーが多いです。暑いと汗や湿気で髪がまとまりづらいため、ヘアアレンジを上手くできるようになりたいというお声も多くいただきます。
そこで今回は、ヘアアレンジの練習の仕方を、基本の「き」からご紹介していきたいと思います。
ヘアアレンジが下手……と落ち込まないで!
まず大切なのは、SNSなどで上手にアレンジをしているスタイルと自分の出来を比較しないことです。
私たち美容師の場合は、ヘアアレンジはコテ巻きだけでも料金をいただく仕事をしています。そのため、何回も反復練習をして、完璧に仕上げられる状態に技術を磨きます。
そんな練習を重ねた上で、SNSのスタイリング動画などを撮影しているため、きれいにできて当然なのです。
その状態と比較せず、まずはやってみることから始めてみてくださいね!
いろいろ活用できる「くるりんぱ」のやり方
まずは、ヘアアレンジに活用することが多いくるりんぱの練習をしていきましょう! 最初は、髪の状態が見やすいよう、横の髪で練習するのがおすすめです。
根本より少し余裕を持たせて結びましょう。
左右均等に髪を割き、わっかの部分に毛先を通していきます!
ここが一番大切ですが、内側から2本の指を指し、そこで毛束を挟むのがコツ。
一気に輪っかの中に毛先を引き込みます。
輪の内側の髪を少しずつ引き出して、ラフな感じを作ります。
3本くらいの毛を引き出すような感覚で引き出すと、繊細なデザインの仕上がりになりますよ!
くるりんぱはコツを掴むとシンプルなアレンジにも、複雑なアレンジにも、いろいろ活用できるのでおすすめです。いつもなんだかグチャグチャになってしまう……という人は、この機会に基本をおさらいしてみてくださいね。
こなれ感がかわいい「フィッシュボーン」のやり方
次に、こなれたおしゃれさを叶えるフィッシュボーンの練習をしてみましょう!
今回も分かりやすいよう、横の髪で練習していきます。できるだけ段の入っていない、長さの揃った部分で練習するとやりやすいですよ。
まず、3本の毛束を作ります。そのときに(1)の毛束は少なめに取るのがコツです。
どの指を使ってもいいので、(1)の毛束を(2)と(3)の間に入れます。
次に、(3)の毛束を割いて(4)の毛束を作りましょう。
続いて、(1)を(3)とひとまとめにします! ここで一旦、毛束は3本になりますね。
次に(4)の毛束を、(2)と(1)+(3)の間に入れます!
ここで毛束が2本になります! 一旦両サイドに引いて、ゆるんだ毛束を締めると仕上がりがきれいになりますよ。
ここまできたら、また、最初のように(1)〜(4)の毛束を交差させていきます!
4つの毛束が分からなくなると思うかもしれませんが、なんとなく分かれているので大丈夫だと思います。どうしても分からなくなった場合は、再度4つの毛束を作り、一番外側の毛束を内側に入れていくイメージで挑戦してみてください。
これを繰り返すことで、フィッシュボーンが完成していきます。
まずは、ヘアスタイルを作るよりも、フィッシュボーンそのものができるように練習してみてください!
感覚が掴めてくると、ヘアアレンジにも活かせるようになっていきますよ。
複雑なヘアアレンジを完成させようと意気込むのではなく、まずはフィッシュボーンやくるりんぱそのものの練習からしてみてくださいね。できるだけ毎日やってみると、感覚を掴むのが早くなりますよ!
暑い季節も、ヘアアレンジですっきり仕上げておしゃれを楽しみましょう!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
#ヘアスタイル をまとめてチェック!
#ヘアケア #ビューティー
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから
<こんな記事も読まれています>
◆【2024年最新】九州のイルミネーションスポット
◆【こんまり流】家の中スッキリ!片づけ術
◆【毎週水曜更新】イヴルルド遙華の12星座占い