「髪の毛をすく」のは要注意! “うねる・ホワホワを落ち着ける”美容師直伝クセ毛対策
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
まだ寒い日が続きますが、徐々に春に向けたメイクやファッションを見かけるようになってきましたね! 美容室でも春を意識したヘアスタイルを提案する機会が増えてきました。
そんな中、お客様からよく相談されるのが“クセ毛”のお悩み。冬は乾燥対策も兼ねたヘアケアが欠かせませんでしたが、春が近づいてくると湿度が高くなり、湿気による髪の広がりを避けられない……なんて人も。
そこで今回は、暖かくなるにつれ湿気の影響を受けやすい“クセ毛”を落ち着かせるヘアケアをご紹介します。
あなたはどっちのタイプ?「クセ毛」には種類があった
実はクセ毛と一括りに言っても、大きく分けて2種類あります。
1つは、硬くゴワつきのあるクセ毛。もう1つは、猫っ毛でボリュームの出にくいクセ毛です。
それぞれのタイプでヘアケアの方法が変わってくることもありますので、まず自分がどちらのタイプのクセ毛かを認識しておきましょう。
硬くゴワつきのあるクセ毛の場合…乾燥から髪を守ろう
まず、硬くゴワついたクセ毛タイプに向けたヘアケア対策です。
このタイプに必要なのは、“乾燥をいかに防ぐか”! 乾燥した髪は一般的に、硬くゴワつきが出てしまいやすいです。一方で保湿力が高まった髪には、やわらかさとしなやかさが出ます。そのため髪の毛同士が馴染みやすく、まとまりのある状態に仕上がりやすいのです。
なので、まずはお風呂の中でトリートメントを使って、しっかり髪の保湿力を高めていきましょう。
次に、ドライヤーをする段階で、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをつけてください。ここでしっかり保湿するかしないかで、乾かしたあとの毛触りが変わってきます。
ゴワつきやすい髪は撥水毛という性質の髪で、水分などを弾く性質があります。そのため、なるべく粘性のある、髪にきちんと馴染んでくれるミルクタイプのトリートメントがおすすめです。
猫っ毛でボリュームの出にくいクセ毛の場合…アイテムを使い分けよう
次に、猫っ毛のクセ毛タイプに向けたヘアケア対策です。猫っ毛の場合、頭頂部のボリュームは出にくいのに、毛先はホワホワ広がるのが特徴。
そのため、シャンプーはボリュームアップやサラサラ仕上げのアイテムを選びましょう。コンディショナーとトリートメントは、しっとりタイプを使うのがおすすめです。ヘアケアアイテムを使い分けることで、根本はふんわり、毛先はまとまりやすいコンディションの髪に近づきます。
また、乾かすときには、なるべく軽めのオイルを使ってみて! 重みのある保湿ではなく、サラッと軽くほどけるようなケアを意識しましょう。
猫っ毛のクセ毛タイプは、非常に絡みやすい髪質。濡れた状態では過度にとかずに、手ぐしでほぐしながら乾かすようにしてみてください。それだけでも、キューティクルを傷つけるのを防げますよ。
余計まとまりにくくなるかも!? 毛量を少なくすることの落とし穴
最後に、どちらのタイプにも共通していえるのは、毛量をすきすぎないことが大事ということです。 量が多いからすくことが、必ずしも“クセで髪が広がらない”につながるとは限りません。
「量が多いから」と過度にすいてしまうと、余計にクセが出やすくなり、広がりやすくしてしまうことも……。ある程度の毛量に抑えて、まとまりをもたせておくのも、クセ毛を扱いやすくするためには大切です。
お伝えしてきたように、クセ毛には適正な保湿と毛量が必要。最近はヘアケアアイテムの種類が豊富で、どれが自分に合っているのか迷いやすいですよね。そんなときは美容師さんに相談しながら、髪に合った保湿を心がけてください。湿度に負けない対策をして、クセ毛に悩まない髪の毛を目指していきましょう!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/FotoDuets、Boyloso、Satoshi_Hyodo/Shutterstock
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