ボブってワンパターンだと思ってない? “美容師が解説”大人向け「ボブスタイル」4種類
こんにちは。福岡・天神の美容室『HEART』のスタイリスト、オギサヤカです。
今日はイメージ別のボブスタイルについてご紹介します!
「ボブスタイル」がどんなスタイルかは、簡単に想像がつくとは思いますが、いわゆる「おかっぱ」のこと。長さが一直線に揃ったスタイルですね。
私のお客さまにはボブをオーダーされる方が多いのですが、ボブにも前下がりボブや、切りっぱなしボブなどいろんな種類があります。
ボブの中でマイナーチェンジでも、スタイルチェンジができるので、そうして楽しむ方も多くいるんです。
そこで今回は、カットやスタイリングによってどんな印象を受けるのか、イメージ別にボブスタイルを説明します!
王道の「前髪ありのフラットなボブ」
まずは王道、黒髪で前髪ありのフラットなボブです!
ノーセットでも自然な内巻きになるような王道のボブスタイル。丸く顔を包むラインは、柔らかくやさしい印象にしてくれます。
黒髪で前髪がしっかりあると、いかにも子どもっぽくなってしまいそうですよね。なので、そうならないように前髪でバランスをとります。
少しおでこが透けるくらいの薄め、軽めの前髪にすると抜け感が出て“大人向けのボブ”に仕上がりますよ。
“きれいめ”が好きな方に一番オススメ「前髪なしのフラットなボブ」
次は前髪なしのフラットなボブです。
こちらも王道スタイルで、「ワンレンボブ」といいます(ワンレンとは、ワンレングスの略で“同じ長さ”という意味です)。
前髪が長いだけで一気に大人っぽくなります。
スタイリングをするときに分け目を変えるだけで雰囲気を変えることも可能です。
カジュアルよりも、きれいめなメイクや洋服が好きな大人の女性に一番オススメのボブです!
かっこいい印象の「前下がりボブ」
続いて、前下がりボブです。
前下がりになると、モードでかっこいい印象になります。前に下がる角度を急にすればするほど、よりモードな印象に。
“個性派”の方からオーダーをいただくことが多いですが、とにかく襟足が伸びて来るとすぐ気になってしまう!というような方にもオススメです。
ぱつっとしたラインがかわいい「切りっぱなしボブ」
最後は、切りっぱなしボブです。数年前から流行っていて、最近では当たり前のようにオーダーされることが増えました。
王道のボブと何が違うかというと、毛先の“ぱつっと感”です。毛先が内側に入るようにはカットしていません。
少し専門的な話になりますが、内巻きになるようにカットするには襟足(内側)の長さを表面(外側)よりも短めにカットする必要があります。
ですが、切りっぱなしボブに関しては、どちらかというと長さはほぼ同じ。そうすることで、毛先がペラペラになりにくく、厚みが出るようになります。
オイルだけでぱつっとスタイリングするのがかわいいですよ。
ボブのスタイルはどれも毛先に重みが出るので、レイヤースタイルに比べると普段の生活で髪がダメージを受けにくくなります(イメージとしては、薄い紙より分厚い紙のほうが丈夫なのと同じで、毛先に重みがでるとダメージを受けにくくなるという感じです)。
通常、ヘアスタイルをキープするには1か月半〜2か月程度でカットするのが理想的ではありますが、長さの揃ったボブスタイルでは多少伸びても毛先がばらつきにくいです。なので、外出を控えることもある今のご時世にはもってこいのスタイルかと思います。
もともとボブが好きな方はもちろん、ボブに挑戦したい方、どんなボブにしたいのか説明をするのが難しいという方、ぜひオーダーするときの参考にしてみてくださいね。(文/オギサヤカ)
【参考・画像】※文・画像/オギサヤカ
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