たった10秒でツライ肩コリ・腰痛をケア! “スペシャリスト”直伝の「これだけ体操」
突然ですが、「10秒」あったら何をしますか?
10、9、8……3、2、1。10秒をボーっと過ごすなんてもったいない!
たった10秒、されど10秒! 今回は、「10秒」でできる腰痛・肩コリをケアする体操を2021年2月19日(金)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』からご紹介します。
腰痛と肩コリ解消には10秒あれば十分!?
東京大学医学部附属病院の松平浩先生によると、「一般的な腰痛と肩コリの解消には10秒あれば十分!」とのこと。
松平先生は、腰痛・肩コリのスペシャリスト!
たった10秒で、腰痛と肩コリをラクにする「これだけ体操」を監修しています。
10秒でOK!「腰痛これだけ体操」
一体どんな体操なのか? さっそくやってみましょう!
「何でこんなところに居るんだ……ってか風強いやろ」
さあ、そんなことは気にしないで、ビルの屋上、青空の下で「腰痛これだけ体操」スタート!
(1)足を肩幅より少し広めに開き、平行にする
(2)手は腰の下からお尻に当てる
このとき、指はそろえて下向きに伸ばしましょう。
(3)息を吐きながら手で骨盤を前に押し出す
「痛気持ちいい!」と思うところまで上体を反らしましょう。
このとき、あごは軽く引いて、上を向かないように注意です。
ポイントは、つま先に重心をかけること。
かかとが浮くか、浮かないかくらいが目安です。
そのまま3秒間キープ! これを3回行います。
松平先生によると、「骨と骨の間のクッションのバランスは、前屈みになることなどで崩れやすい。そこを元に戻してあげることで効果が狙える」のだそう。
さらに、「背中の重要な筋肉の血流がよくなるので、10秒くらいあれば腰痛の悪化や発生を予防できる」そうです。
これも10秒でOK!「肩コリこれだけ体操」
続いて、10秒でできる「肩コリこれだけ体操」です。
(1)いすに浅く座って背筋を伸ばす
目線はまっすぐ、足は肩幅に広げ、床にしっかりつけましょう。
(2)肘を曲げて指先を肩の先に添える
(3)鼻で息を吸いながら肘を前にあげて、息を吐きながら後ろに円を描くように回す
反対周りも同じように行い、「前回り」「後ろ回り」、気持ちがいいと思うほうを多めに行うのがポイントです。
あとは、10秒間続けるだけ!
松平先生によると、「肩甲骨周りの筋肉が、血流不足・酸素不足になって、肩コリになる。肩甲骨を動かすことによって、周囲の筋肉の血流がよくなるというイメージ」だそう。
肩コリに効果的!「10秒体操」
もうひとつ、別の「10秒体操」をご紹介します。
肩コリに効果的だそうで、「肩コリこれだけ体操」で“前回し”が気持ちよかった人に特にオススメです。
(1)手の平を内側に向け、両手を体の前で軽く組む
(2)息を吐きながら、組んだ手をゆっくり前に伸ばす
そのまま、5秒から10秒キープ!
頭は下げずに、体幹の軸を崩さないのがポイントです。
松平先生によると、「筋肉の表面には筋膜という膜がある。肩甲骨周りの膜を少し動かしてあげて、そこのすべりをよくしている」とのことです。
たった10秒でOKだなんて! いつでも、どこでも気軽にできそうです。さっそく今から10秒、試してみませんか。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
※FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
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