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エビフライカレー

福岡市の浄水通からすぐの「Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)」の極上だしカレー

福岡のあらゆるカレーを、私伊藤舞が、とんこっちゃん・ふじ子部長と二人三脚で調査しお届けしている 『土曜カレー部』。

FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)で放送されたお店を「ARNE」で紹介していきます。

カレー日記21回目は、元和食料理人が手がける極上だしカレーです。

カフェを開きたくて……

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)

画像:伊藤舞

福岡市中央区の浄水通からすぐの所にある大きなガラス窓が目印の『Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)』。

明瀬竜児さんが、奥様みのりさんと4年前にオープンさせたお店です。

この雰囲気からは全く想像出来ませんが、店主の明瀬さんは、実は元和食料理人。これまでの経験を生かしながらも、ジャンルを問わずチャレンジできるお店を開きたいと、“カフェスタイル”で自分のお店を構えました。

和食生まれの極上だしカレー

そんなご主人の経歴をぎゅっと凝縮したのが、『カフェ マールツァイト』のだしカレーです。

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)海老フライカレー

画像:伊藤舞

今回いただいたのは、『海老フライカレー』(1400円)。

生でも食べられるという鮮度のいいエビのフライが2尾、存在感抜群です。その下は、ふわふわ卵をドレスのようにまとったターメリックライス。5種類のスパイスと塩レモンを使って爽やかに仕上げています。

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)海老フライカレー

画像:伊藤舞

さらさらのカレーをスプーンですくうと、ふんわりお出汁の柔らかい香り。口に入れると昆布だしの旨みと甘みがしっかりとしみ渡ります。

仕上げで加えたガラムマサラがカレーらしい風味を演出してくれるものの、これまでのカレーでは経験したことのない、まるでお味噌汁をいただいた時のようなホッとする味わいが特徴的です。

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)海老フライカレー

画像:伊藤舞

利尻昆布を一晩浸しただしに、鶏ガラ・豚・牛のだしも加え4時間煮込んだスープ。

さらに一皿あたり1個は使っているという玉ねぎは、丁寧に裏ごししているので甘みだけが残り、フレンチソースのようななめらかな口当たりです。

食後もゆったり……

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)水出しコーヒー

画像:伊藤舞

カレーと合わせて味わってほしいのが、水出しコーヒーです。(カレーに+200円でサラダとドリンクをセットにできます)

レトロなマシンでじっくり水出ししたコーヒーは雑味や油分がそぎ落とされて、スッキリとキレのある味わい。

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)海老フライカレー

画像:伊藤舞

落ち着いた店内の雰囲気と大きなガラス窓から差し込む光を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

夫婦二人三脚で福岡に

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)

画像:伊藤舞

ご夫婦の出会いは、ご主人の地元愛媛県。奥様は、当時ご主人が働いていた和食店のお客さんだったそうです。結婚とほぼ同時期に、“カフェ”への挑戦のため、夫婦とも縁のなかった福岡にやってきました。

「新しい土地に来ることは全く苦ではなかった」ときっぱり言い切る奥様。じっくり料理に向き合うご主人をリードし、支え続けてきた力強さが感じられます。

店内のおしゃれな内装も、奥様が手がけているそう。

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)海老フライカレー

画像:伊藤舞

都会の喧噪を忘れて、ゆったりと過ごすランチタイム。極上のだしカレーとコーヒーを堪能してはいかがでしょうか?(文/伊藤舞)

<店舗情報>

Café Mahlzeit(カフェ マールツァイト)

福岡市中央区浄水通3-2

詳細はこちら

 

【画像・参考】

※伊藤舞

FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)

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