もったいない!?「ハンバーグカレー」の思いもよらない“正しい食べ方”とは?(福岡市南区大橋)【CodaSPICE】
こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記49回目は、フレンチ出身シェフの作る進化形スパイスカレーです。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』の「土曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます!
週2回だけオープン!大橋エリアの間借りカレー店「CodaSPICE(コーダスパイス)」(福岡市南区大橋)
福岡市南区大橋エリアにある『カレーマフィア』。実はここ、間借りスペースを活用して、日替わりで色々なお店のカレーが味わえる場所なんです。
今回は月曜・金曜に間借りカレーとして営業している『CodaSPICE(コーダスパイス)』にお邪魔しました。
フレンチ出身のシェフが作る、独創的なカレーが味わえるお店です。
ハンバーグカレーと思いきや、ほぐして食べるのが正解!?
「え?普通のハンバーグカレーですよね?」と思いきや、実はこれ『ほぐしハンバーグのキーマカレー』(1,100円)というメニュー名。
名前の通り、ハンバーグを“ほぐして”キーマカレーとしていただくんです。
せっかく作ったハンバーグなのに、もったいない………と思いながらもほぐして、カレーと絡めて口に入れると、納得! ほぐしたお肉にふわふわ感がしっかり残っていて、キーマカレーとは食感がまったく違うんです。
そして、ふんわり柔らかい食感とは裏腹に、スパイスの刺激はしっかり! 辛さをしっかりと感じられるルーと、お肉の旨みを最大限に引き立てるスパイスの風味がお肉の奥の奥まで効いています。
豚肉をあえて“カツ”に!寄り道して仕上げるカレー
『ヴィンダルーポークカツカレー』(1,200円)は、酸味と辛みの効いたビンダルカレーを、コーダスパイスらしくアレンジした一品。
マリネした豚肉はカレーと一緒には煮込まずに、カツに! さらに、カレーは少し甘みのあるココナッツベースのカレーに仕上げ、お皿のうえでカレーとカツを合わせて“ポークビンダルカレー”として完成させるんです。
豚肉をあえてカツにするという、まさかの寄り道! でもこのひと手間でぐっとおいしさが増します。
カレーとカツを一緒に口にすると、まさに“ビンダルカレー”の酸味と辛み! でも、フルーツビネガーや米酢を使っているので酸味まろやか。さらにスパイスと辛みのベースはあるものの、ココナッツが効いたカレーが柔らかい甘さでまとめ上げてくれます。
2度揚げしているカツのサクサク感もいいアクセントに! 豚肉の旨みがぎゅっと閉じ込められていて、噛んだ瞬間の旨みの広がり方が本当に最高なんです。
ひとりカレーマフィア!
店主の山領浩太さんはフレンチ出身で、現在は佐賀の有名ハンバーグ店で働きながら、週2回コーダスパイスとしてカレーを提供しています。経験豊富な山領さんだからこそ、その知識を最大限に生かし、ほかでは見ない独創的なカレーが生まれるんです。
“色々なカレーの味を楽しみたい”と、日替わりでカレー店が入る『カレーマフィア』。その中でも山領さんは「1人カレーマフィア状態です」とオーナーが言うほど、常に進化し、新しいカレーを作り続けているんです。
間違いなく“ここでしか食べることができないカレー”、ぜひお試しください!
さて、『めんたい×家族』での「土曜カレー部」の放送は今回が最終回でした。10月からは『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)の中で「火曜カレー部」として福岡のおいしいカレーをご紹介していきます。
このカレー日記も変わらず続きますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!(文/伊藤舞)
<店舗情報>
Coda SPICE
住所:福岡市南区大橋4丁目22-8
詳細はCoda SPICEへ
【参考・画像】
※伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
この記事は公開時点での情報です。
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