チーズとろ~り&肉汁じゅわ~!「THE BASKET」の絶品ハンバーガー【古後大輔の福岡パンライフ#40】
ぱんにちは〜! 今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は、食べる前から食欲を刺激する! そんな絶品ごちそうバーガーをご紹介します。
生粋のバーガー職人のこだわりの店「THE BASKET」(福岡市中央区薬院)
訪れたのは福岡市中央区薬院の六つ角交差点。その交差点の角に建つ、白壁のかわいいカゴ型のショップが今回の目的地、ハンバーガーショップ『THE BASKET(ザ・バスケット)』。
店に入ると店主・ミツオくんとスタッフがいつも気さくな笑顔で迎えてくれる。
店の広さはわずか6坪。大きな鉄板が鎮座するキッチン、カウンター席、タイルが敷かれた床、壁やテーブルに飾られたグッズやサインなど、店内はとってもおしゃれな雰囲気。
狭いながらも、一度扉を開ければ、まるで本場アメリカのハンバーガーショップに来たかのような気分に浸れる、そんなワンダーランドなのだ。
21歳のときに上京。居候先だった兄の家の近くにあった名店『FIRE HOUSE』で初めてグルメハンバーガーと出会い、衝撃を受けたと同時に、目の前の電信柱に貼ってあったアルバイト募集の張り紙を見て即電話してこの世界に飛び込んだのだとか。途中、アパレルの仕事を経験しながら、ハンバーガーやサンドウィッチの有名店で経験を積んだあと、帰郷。
故郷にハンバーガーで錦を飾るべく独立開業したという、生粋のバーガー職人なのだ。
食べる前から食欲を刺激!見事な手つきで重ねられていくバーガー
そんなミツオくんの腕前はかなりのもの。注文して、できあがるまで、分厚い鉄板でバンズを温め、ジュージューと音を立てながら、パティとベーコンを焼き、その合間にトントントンと野菜を刻み、見事な手つきで重ねていく。
もちろん、大量注文が入っても、一つひとつ丁寧に無駄なくこなしていく。その手つきをじっと眺めているだけでも、食欲が刺激されて腹が鳴る。そんな食べる前のおいしさもここの魅力の一つなのだ。
たくさんメニューがあるので、迷ったときは『ベーコンチーズバーガー』(フレンチフライ付き1,250円)がおすすめだ。
まず注目してほしいのはこの分厚い自家製ベーコン。
店で手間隙かけて手作りされたベーコンは、味はもちろん香りからして別格だ(トッピングもできるのでぜひほかメニューでもお試しを!)。
そこにUSアンガスビーフ100%の手ごねパティの肉汁のジューシーさが加わるわけだからうまくない訳がない。メルティーなチーズの具合もベスト。
そのほか、レタスやバンズなど、そのおいしさの理由をあげればきりがない。
あと食べるときは、ぜひ付け添えのポテトの上に口ごと持って行き、そのままカブリついて、バーガーの肉汁や野菜の旨味を、付け添えのポテトに垂らし、染み込ませながら、食べていただきたい(ミツオくんが教えてくれた最高の味わい方のひとつ)。
サンドウィッチもハンバーガーに負けず劣らずの絶品なのでお見逃しなく。写真は『フレッシュベジタブル』(950円)。
テイクアウトはもちろん、ケータリングなどの依頼もOK! Uber Eatsもあるが、自分でテイクアウトする際は、事前に電話予約しておくと待ち時間もないのでおすすめです。
クラフトビールも常備!酒場使いもできる「街のゆりかご」
アメリカのブルワリーに絞ってセレクトしたクラフトビールも常備。夜の酒場使いも大歓迎!
オープンしてようやく1年半が過ぎた『THE BASKET』。世界の激変でいろいろと大変な時期もあったが、たくさんのバーガー好きに愛され、今や福岡でも指折りの人気店になった。
以前この場所は『カゴヤ』という名前でミツオくんのお母さんが国産のカゴを扱う専門店をしていた場所、そこを引き継いでできたのが『THE BASKET』なんだとか
「ココに集まる人たちが新しい出会いや交流を編んでいく、そんな想いをこめて、母の店の名前を英語に変えて名付けました」
ただ食べておいしいだけのハンバーガーじゃない理由がその話を聞いたときになんとなくわかった気がした。だから、それからはグルメバーガーではなく、いろいろな思いやおもてなしの気持ちが詰まった「ごちそうバーガー」と勝手に呼ばせてもらっている。
昼も夜も、賑やかな街の交差点でちょっと一休み。おいしいバーガーに誰もがほっと癒やされる。そんな「街のゆりかご」で、ぜひこの絶品ごちそうバーガーを味わってみてください。(文/古後大輔)
〈店舗情報〉
THE BASKET(ザ・バスケット)
住所:福岡市中央区薬院1-12-15
詳細はTHE BASKETへ
【参考・画像】
※古後大輔
※シティ情報ふくおか
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