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<新しいパンのカタチ>西区泉の「コンティニュー」【古後大輔のふくおかパンライフ#5】
ぱんにちは〜!
今日も素敵な「福岡パンライフ」をテーマに福岡の最旬パンニュースをお届けしていきます!
糸島エリアの人気店が手掛けた「新感覚メニュー」が自慢の、毎日通いたくなるベーカリー!
先日ご紹介したご当地食パン『ITOSHIMA』が福岡はもちろん全国区で人気を博している糸島エリアの人気ベーカリー『ブランジュリ ノアン』。
その『ノアン』店主・田村さんが手がける新ブランドのベーカリーショップ、その名も『コンティニュー』が2019年末、JR周船寺駅からほど近い福岡市西区泉にオープンした!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_75-500x333.jpg)
画像:古後大輔
という触れ込みだけでも十分な話題性は高いのだが、注目してほしいのはそこだけではないのである。
この店には「新しいパンのカタチ」とも呼ぶべきパンづくりやベーカリーづくりの特徴が2つある。
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_97-500x333.jpg)
画像:古後大輔
この天井が高いログハウス風の建物が目印!
まず、ここには『ノアン』と同じメニューはひとつも存在していない。それがこのベーカリーが示す「新しいパンのカタチ」の一つめの特徴だ。
普通、姉妹店であれば同じ商品群、もしくは既存店の土台の上に新しいモノを加えたメニューづくりや、店づくりが基本なのだが、この『コンティニュー』はまったくそれとは逆なのだ。
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_85-500x333.jpg)
画像:古後大輔
新規ショップのオープンが決まってから、オーナーシェフの田村さんと『コンティニュー』店長が中心となって『コンティニュー』のためだけの新メニューを開発!
毎日食べたくなるカラダにやさしいパンをコンセプトに国産小麦にこだわりながら、その小麦に合わせる素材や生地づくりや味づくりの工程にいたるまで、すべてこの『コンティニュー』のためだけに真っ新な状態からつくりあげたものだというから驚きだ。
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_0-500x750.jpg)
画像:古後大輔
広々とした正面カウンターには所狭しといった感じで新感覚のメニューがズラリッと並んでいる。
まず特徴的なのは『ノアン』では使ってなかった全粒粉を使ったメニューの多さだ。
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_3-500x750.jpg)
画像:古後大輔
その最たるメニューが店名を背負った看板メニュー『コンチニュー』(税別330円)。
ジャガイモを練り込み、低温長時間発酵で仕込まれた生地は、うまみハンパなし!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_5-500x333.jpg)
画像:古後大輔
また雑穀類を使ったメニューも要チェック!
最近注目されている「大麦」を焼成し、うまい具合にパンの素材として取り入れている『モチ麦のリュスティック』(税別200円)
香ばしく食べ応えある生地がクセになるはず!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_64-500x333.jpg)
画像:古後大輔
また大麦のカリカリ感をいかした生地が特徴的な『コンティニューのチーズケーキ』(税別300円)。
こちらはパンとケーキのふたつのおいしさが融合した新感覚のオリジナル・チーズケーキ。おもたせにもぴったりなのでぜひともお見逃しなく!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_33-500x333.jpg)
画像:古後大輔
この時期、無性に食べたくなるのがフランス伝統菓子の『クイニーアマン』。
そんな定番メニューにも新たなおいしさの発見あり!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_67-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_69-500x333.jpg)
画像:古後大輔
これは、、、まったく気が抜けませんよ、パン好きのみなさん!
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_18-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_61-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_7-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_53-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_77-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_16-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_21-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_74-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_22-500x333.jpg)
画像:古後大輔
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_30-500x333.jpg)
画像:古後大輔
日々60種類くらいのメニューが次から次へと焼きあがっていくとのこと。さらなるメニューづくりは続いているそうなので、足を運ぶたびにまだ見たこともないような新作メニューに出会える楽しみもありそう!
そして、冒頭に述べた、この店が示す「新しいパンのカタチ」の2つ目の特徴は、実はこの店の店づくりにある。
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_50-500x333.jpg)
画像:古後大輔
実はこの『コンティニュー』ができた場所は長年この街で愛されていた老舗ケーキショップがあった場所。その場所を居抜きというカタチで引き継いでオープンしたのが今の『コンティニュー』なのである。
昭和40〜50年代に完成した新興住宅地に必ずひとつかふたつはあった街のケーキショップ。その街で育った子どもやその家族の思い出がたくさん詰まったそのケーキショップの後を継ぐのが
これからの街のベーカリー、街のパン屋の役目なのではないだろうか。
そういった意味でも『コンティニュー』の店づくりはパン屋の新しい社会的役割とも呼ぶべき可能性という「新しいパンのカタチ」を示しているんのではないだろうか!? そう、強く感じずにはいられないのである。
そんな2つの「新しいパンのカタチ」を感じながらぜひ『ノアン』と『コンティニュー』をハシゴして新たなパンの食べ比べを楽しんでみてほしい。(文/古後大輔)
![コンティニュー](https://arne.media/uploads/2020/01/continue_98-500x750.jpg)
画像:古後大輔
〈店舗詳細〉
CONTINUE,(コンティニュー)住所:福岡市西区泉2-1-7
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【画像・参考】
※古後大輔
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