駐車場の自販機に「ふぐ刺し」「うなぎのせいろ蒸し」!? コロナ禍で誕生したユニーク“非対面”新サービス
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コロナ禍の今、注目の“非対面”サービスが誕生!
なんと、ふぐ刺しやうなぎのせいろ蒸しが「自動販売機」で買えるというんです。
一体どういうことなのか、2021年8月26日(木)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』からご紹介します!
長浜の駐車場に登場した“ユニーク自販機”「ど冷えもん」
福岡市中央区長浜にある駐車場『トラストパーク北天神』。
2021年7月、この駐車場の敷地内にユニークな自動販売機が登場しました。
その名も、『ど冷(ひ)えもん』。
この自動販売機で売られているのは、『国産とらふぐ刺身』(1,000円)、
『柳川うなぎのせいろ蒸し』(2,500円)、
電子レンジで温めて食べる『博多玄海いかしゅうまい』(1,500円)、
お土産にもピッタリな『博多明太子6社セット』(2,900円)、
贅沢なスイーツ『あまおうデザート』(2,200円)など。
すべて冷凍で販売。福岡・山口の“うまいもの”を1台に集めた自動販売機です。
コロナ禍の今、“非対面”で、いろんな食品を1台で販売・購入できるということで、注目されています。
「国産とらふぐ刺身」を買ってみた!
一体、どんな形で出てくるのでしょうか……?
まずは、『国産とらふぐ刺身』(1,000円)を購入してみました。
商品番号を選び、「かう」を選択します。
お金を入れて、待つことおよそ5秒。
保冷バッグに入った状態で出てきました!
保冷バッグの中には、保冷剤、主役のふぐ刺し。さらに、うれしいことに、特製のポン酢ともみじおろしも付いています。
カチンコチンに凍った状態なので、食べるときは自然解凍してから。
歯ごたえがクセになる「皮」と、「すき身」もついて、ボリューム満点! コリッコリで、噛めば噛むほど旨みが出てくるふぐ刺しが1,000円で食べられるんです。
「柳川うなぎのせいろ蒸し」も買ってみた!
続いて、『柳川うなぎのせいろ蒸し』(2,500円)も購入。
こちらも購入の流れは一緒。冷凍されたものが保冷バッグに入って出てきます。
食べるときは、電子レンジで約6分加熱し、6分間蒸らせばOK!
自動販売機で買ったとは思えない、“本場の味”です。
このせいろ蒸しを製造しているのは、柳川で100年以上続く『龍川魚商店』。
厳選した新鮮なうなぎを、職人の熟練の技と炭の強力な熱で丁寧に焼き上げます。
一般的な商品と、自動販売機用の商品は、調理法には違いが全くなく、柳川で食べられるせいろ蒸しを、そのまま冷凍して販売。
だから、本格的な味わいが楽しめるんです。
最先端の冷凍技術!
ど冷えもんで販売するには、味と鮮度を保つため、“最先端の冷凍技術”が必要不可欠。
たとえば、『国産とらふぐ刺身』の加工をしているのは、山口県下関市にある水産加工メーカー『日本フーズ』。
新鮮なとらふぐをさばき、刺身をトレイに並べます。
これを、急速冷凍機『3Dフリーザー(R)』で冷凍。その時間、わずか15分!
15分後には、カッチカチに!
さらに、『日本フーズ』独自の加工技術が加わり、「生よりウマイ!」と言われる冷凍とらふぐが誕生しました。
急速冷凍機を使うことで、生のふぐと変わらない品質で、年中おいしいふぐが提供可能になったそうです。消費者の私たちにとっても、うれしいですよね。
そんな急速冷凍機を生み出した企業が、同じく下関市にある冷凍機メーカーの『古賀産業』。
『古賀産業』の最先端の冷凍技術“3D冷凍”によって、ケーキやお寿司も、短時間でおいしく冷凍することができます。
駐車場の自動販売機で、本格的な福岡・山口のおいしいものが買えるなんてビックリですよね。このご時世だからこそうれしい新サービス、ぜひ活用してください。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
※FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
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