スタイリストが気にするポイント教えます!“絶対失敗したくない”人のためのアウター選びのコツ
こんにちは! ファッションスタイリストのMOTOKO TAKAMURAです。
あと少しで11月。いよいよ冬がやってきます。
アパレル業界では、9月頃から少しずつアウター類がお店に並びます。真冬に着るものでも、人気のものやベーシックなラインは10月に完売しているというケースも少なくありません。
そこで今回は、スタイリストの私が冬のコートを選ぶときに、
スタイリストが実践している“コート選び”のチェックポイント
1:試着して確認すべきポイントは?
必ず試着をします。そこで確認すべきポイントは、手持ちのスカート、
2:肩が凝りやすい冬は“コートの重さ”も重要視!
冬はただでさえ寒くて肩が縮こまり、肩こりになりやすい季節ですよね。なので、コートは必ず軽いもの! ハンガーにかかった状態で持ち上げたとき、「重い」と感じるものは試着をしないという選択肢もありますよ。
コートのタイプ別で気を付けるべきこととは?
■ウール系のコート
ウール系のコートを選ぶとき、上の2つのポイントとあわせてチェックすべきポイントが2つあります。
(1)ゴミがつきにくいか
ストールやニットをあわせることも多いですが、毛などゴミがつきやすい生地のコートだと毎回の手入れが面倒。
毎回ゴミをとる一仕事があることで、そのコートに手が伸びづらくなってしまうので、サッとブラッシングだけで済むようなお手入れが簡単なものを選ぶのがおすすめです。
(2)裏地がついているか
最近はガウンコートのようにカーディガン感覚で着るコートも増えていて、裏地が付いていないものもたくさんあります。
寒い冬は風を通したくないという意味ではもちろん、ニットなどの上に着るときに滑りもよくなるので裏地はマスト。
寒さ対策は、中にダウンコートを忍ばせるなど工夫はできますが、私は室内で脱いだときに荷物が増えるのが好きではないので、1枚で防寒できるものを選ぶようにしています。
■ダウンコート(ジャケット)
ダウンコートは、縫い目のすきまから中の羽が出てこないものを選ぶのがおすすめ。
長年着ていると出てきてしまうこともあると思いますが、“出にくい”ものを選べるように、試着のときは色が暗めな洋服の上に着るようにしています。
そうすることで“最低限”試着のときには、羽が出てこないものを選ぶことができます。
■トレンドのコート
トレンド要素の強いアウターを選ぶ場合、そのときのトレンドなら長くても2~3年しか着ないはず。
なので、リーズナブルな価格帯のものを選ぶのがおすすめです。
イメージは明確に!困ったときは店員さんに相談するのも◎
ほかにも、「どんな日に、どんな気温の日に着たいのか」「ビジネスシーン?プライベートで?」など“いつ”着たいかを明確にしたり、「ポケットはある?」「シワになりにくい?」など譲れない“機能性のポイント”や“素材へのこだわり”を具体的にイメージしたりすると、ショッピングもスムーズにいくと思います。
お店に行く前にイメージと近いアウターの画像を見つけておき、店員さんに相談するのもおすすめ。私も販売員経験があるので分かりますが、「こんなものがほしい!」と具体的な情報が多ければ多いほど、ぴったりなものを提案しやすいのです。
売り場にはまだ陳列されていないアイテムを裏から持ってきてくれるなんてこともあり得るので、気軽に店員さんにアドバイスを求めてみましょう。「会話したから買わなきゃいけないかも」なんて思う必要はないですよ。
どんなにデザインが好きでも、気になった点を妥協して買うと、結局それが理由で着なくなるものなので、そういうものは最初から買いません。
ちょっとしたポイントですが、本当に気に入ったものを買うほうがコーディネートのしやすさにも繋がり長く着られる1枚になるはずです。ぜひコートを新調するときの参考にしてください。(文/MOTOKO TAKAMURA)
【参考・画像】
※MOTOKO TAKAMURA
※BoConcept、UvGroup、Alliance Images/shutterstock
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