こんにちは。福岡のおすすめグルメスポットを紹介している、ライターの藤田ショウです。
今回は、糸島市二丈エリアの海岸沿いにひっそりと佇む、一軒家レストランの人気ランチコースをご紹介します。
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糸島産食材が主役のビストロ料理!海辺の小さな料理店「Adansonia(アダンソニア)」(糸島市)
福岡市中心部から車でおよそ40分。糸島市二丈浜窪の国道202号線沿いに佇む『Adansonia(アダンソニア)』。
糸島産の野菜や小麦を活かした季節の料理と手打ちパスタを、落ち着いた空間で味わえる隠れ家的なお店です。

画像:藤田ショウ
店主の前田達也さんは、東京のビストロやフランス料理店で経験を積んだ料理人。東京では地方から仕入れた食材でフランス料理を手がけるスタイルが多いなか、「地元の農作物を使ったお店をやりたい」という想いを募らせていました。

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理想の土地を探し求めていた最中、九州の友人から糸島エリアの魅力を聞いたことで興味を持ち、物件との出会いにも恵まれたことで、2013年7月に『アダンソニア』の開業に至ります。

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建物は、当時別荘として使われていた畳敷きの民家をリノベーション。カウンターの高さを揃え、家具の形状や配置を直線で統一することで、余計なものを削ぎ落としています。
全16席のテーブルと椅子は、既製品の家具にサンダーをかけ、前田さん自身が塗装し直したもの。さらに藁と糸で組み上げた自作のオブジェなど、手作りのインテリアが温もりを添えるオンリーワンの空間です。
店名の『アダンソニア』は、1000年生きるともいわれるバオバブの木の学名が由来。周りに人や動物が集まるバオバブの木のように、「暮らしや地域に根ざしたお店になれば」という思いが込められています。

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糸島の小麦でつくる手打ちパスタ!こだわりのランチと焼き菓子メニュー
ランチは12:00~と13:30~の二部制。基本は予約制ですが、空席があれば当日予約なしでの来店も可能です。

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メニューは、前菜2皿・自家製パン・手打ちパスタの『ランチセット』(2,640円)と、メインディッシュ・デザート・ドリンクまで味わえる『季節のランチコース』(3,850円)の2種類。
「あるもので工夫してつくる、山小屋のような料理が好きなんです」と前田さんが語る通り、前菜の野菜から、パンやパスタの小麦に至るまで、糸島産を中心とした旬の食材を使った日替わりの料理を提供しています。

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ドリンクの一押しは、糸島市志摩初の『Petani Coffee(ペタニコーヒー)』に特注している『有機珈琲 アダンソニアブレンド』(HOT 550円・ICE 605円)。軽やかな口当たりで、ほんのり甘いベリーのような香りが特徴です。

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そのほか、長野県のハーブ専門店から届く『季節のハーブティー』(HOT 550円・ICE 605円)や、自家製の梅シロップを使う『完熟梅とローズマリーのソーダ』(715円)など、こだわりのメニューが揃います。
また、店内の棚には奥様が手がける日替わりの焼き菓子が10種類ほど並んでいて、テイクアウトはもちろん、店内でのカフェ利用(予約不要・15時までの入店)も可能。

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小麦の力強い風味が際立つざっくり食感のスコーンやグラノーラをはじめ、注文を受けてから揚げる熱々の『ドーナツ』(550円)も評判です。

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「季節のランチコース」と「完熟梅とローズマリーのソーダ」を実食!
この日は、『季節のランチコース』(3,850円)と『完熟梅とローズマリーのソーダ』(715円)を注文しました。

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前菜の1皿目は、冷製スープの『栗とじゃがいものビシソワーズ』。ぽってりとなめらかなスープの中央には濃厚な栗のピューレが添えられていて、じゃがいものまろやかなコクから栗のほっくりとした甘みへと、味わいがグラデーションのように移り変わる一皿です。
2皿目の『オクラといちじくのサラダ』は、柚子と蜂蜜でマリネしたいちじくをソースに、酢漬けのミョウガをのせて柚子の皮を絞った、見た目にも華やかな一品。熟したいちじくの濃密でフルーティーな甘みと、ミョウガのキュッと心地よい酸味が口いっぱいに広がります。

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この日のパンは、自家製の『フォカッチャ』。ふんわりとやわらかな食感で、糸島産の小麦の香りとともにフェンネルの爽やかな風味が鼻を抜けます。

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手打ちパスタの『真鯛と青ネギのヴェルデソース』は、青ネギにケッパーやにんにくを合わせた鮮やかなソースが、もちっとした自家製麺によく絡みます。

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ふっくらと火入れされた真鯛の豊かな旨みや、イタリア産オリーブオイルの青々しく芳醇な香りも印象深い一皿です。

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メインは、糸島市のブランド豚『一貴山豚』の肩ロースをじっくりと煮込み、自家製のハリッサ(辛口の調味料)を溶かしたタジン風の『一貴山豚のスパイスブレゼ』。

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ほろりとやわらかい肉からは旨みがあふれ、グリルしてから煮込んだ茄子はとろとろの食感。肉と野菜の下に敷かれた里芋のペーストが、煮汁をベースとした濃厚なソースをやさしく受け止めます。

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デザートでは、生クリームに水切りヨーグルトとメレンゲを合わせた『キウイのクレームダンジュ』と、『かぼちゃのキャラメルケーキ』が一皿に。

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『クレームダンジュ』はふわりと溶ける軽やかな口当たりで、キウイの爽やかな酸味が後味をすっきりと引き締めます。

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『キャラメルケーキ』はしっとりとした生地から、キャラメリゼしたかぼちゃの甘みが広がるほっと落ち着く味わい。

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ドリンクの『完熟梅とローズマリーのソーダ』は、まろやかで甘酸っぱい果実味に、ローズマリーの爽やかでハーバルな香りが重なり、口の中を心地よくリセットしてくれました。

画像:藤田ショウ
糸島という恵まれた土地で育まれた食材の魅力を引き出した、素朴でありながら力強い味わいの数々。
食べる人の心をふっと和ませてくれるような、滋味深く愛おしいおいしさがここにあります。(文/藤田ショウ)











