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浮雲珈琲店 サイフォンコーヒー

緑豊かな隠れ家カフェ!店主のロマンが詰まったサイフォン式コーヒー専門店(宗像市)

こんにちは。福岡のおすすめグルメスポットを紹介している、ライターの藤田ショウです。

今回は、豊かな自然に囲まれた宗像市池浦エリアにある、自家焙煎のサイフォン式コーヒー専門店をご紹介いたします。

自宅ガレージをDIY!店主こだわりのサイフォン式コーヒー専門店「浮雲珈琲店」(宗像市)

福岡市中心部から車を走らせること約50分。宗像市の池浦にある山手の住宅街にひっそりと佇む『浮雲珈琲店』。

浮雲珈琲店 外観

画像:藤田ショウ

店主の新谷岳人さんが自らの手で作り上げた空間で、池浦の雄大な自然を眺めながらサイフォン式コーヒーをじっくりと味わえる、大人の隠れ家のようなお店です。

新谷さんはもともと住宅系の営業職をしていましたが、会社の喫茶部門への配属を機に、コーヒーの「自家焙煎」と「サイフォン抽出」の研究に没頭。

浮雲珈琲店 サイフォン

画像:藤田ショウ

コロナ禍で店舗が閉鎖された際に、それまで打ち込んできた時間を捨てたくないという実直な想いから、コーヒー専門店としての独立を決意しました。

店舗は、当時鉄板の屋根と柱組みだけだったという自宅ガレージを、およそ半年かけて新谷さんが自ら改装。

浮雲珈琲店 内観

画像:藤田ショウ

建築系の仕事で培った知識を活かし、壁や天井の仕上げ、窓や扉に至るまで、電気や水道以外のほぼすべてを自身で施工されたそうです。

店名の「浮雲」には、「その時々で姿を変える、雲のように自由な感覚を表したかった」という新谷さんの想いが込められています。

浮雲珈琲店 看板

画像:藤田ショウ

カウンター越しの窓から自然光が差し込む店内は、カウンター4席とテーブル6席が用意された、プライベートな安心感のある空間。

浮雲珈琲店 内観

画像:藤田ショウ

常連のお客さんが持ち寄ったという置物やアンティークのカメラが所狭しと並び、店内の至るところに遊び心が散りばめられています。

浮雲珈琲店 カメラ

画像:藤田ショウ

カウンター奥から繋がる2席限定のテラス席は、高台ならではの開放的な景色を眺めながらコーヒーを味わえる特等席です。

浮雲珈琲店 テラス席

画像:藤田ショウ

「毎日飲める一杯」を追求する“サイフォン抽出”と“自家焙煎”

『浮雲珈琲店』のコーヒーはすべて、蒸気圧を利用した抽出器具「サイフォン」で抽出されます。

サイフォン式は、下部のフラスコで沸騰させたお湯が蒸気圧によって上部の漏斗へと押し上がり、コーヒー粉と接触してから、加熱を止めると気圧差で再びフラスコへと落ちる抽出方法。

浮雲珈琲店 サイフォン

画像:藤田ショウ

ドリップ式に比べて高温かつ短時間で抽出できるため、雑味を抑えながら豆の成分をしっかりと引き出せるのが特徴です。

新谷さんは、豆の量・挽き目・抽出時間を緻密にコントロールすることで、すっきりとクリーンな味わいを実現しています。

浮雲珈琲店 サイフォン

画像:藤田ショウ

サイフォン特有の「吸引」の工程で生まれる、香りを含んだ細かな気泡がコーヒーに溶け込むことで、体の中に香りが入り込んでいくような感覚を楽しみながら飲むことができるそうです。

コーヒーのラインナップは、アフリカ、アジア・オセアニア、中南米の3地域から、それぞれ約3種類を厳選したシングルオリジン(カップ 各600円/豆売り100g 900円〜)が中心。

浮雲珈琲店 メニュー

画像:藤田ショウ

豆は店内で焙煎していて、「毎日飲める、疲れないコーヒー」をテーマとした“中煎り”のコーヒーを軸としています。

浮雲珈琲店 焙煎機

画像:藤田ショウ

極端な酸味や苦味に寄せるのではなく、豆が持つ本来の甘みが最大化されるポイントを見極めて焙煎されているのだとか。

浮雲珈琲店 コーヒーミル

画像:藤田ショウ

各コーヒーは+100円でアイスコーヒーやカフェオレに変更できるほか、生豆をウイスキーやラムなどのお酒に浸してから焙煎するフレーバーコーヒー『インフューズド』も選択することができます。

すっきりと軽やか!サイフォン式コーヒーと看板スイーツを実食

この日は、シングルオリジンの中煎り『コスタリカ』(600円)と、看板スイーツの『ようかんとクリームチーズの重ね』(500円)を注文しました。

浮雲珈琲店 サイフォンコーヒー

画像:藤田ショウ

サイフォンのガラスフラスコに注がれたコーヒーは、光を透かすような赤みを帯びた美しい茶褐色。

浮雲珈琲店 サイフォンコーヒー

画像:藤田ショウ

コーヒーの器には、口当たりの良さと適度な冷ましやすさから、新谷さんが選び抜いた波佐見焼の蕎麦猪口が使われています。

浮雲珈琲店 蕎麦猪口

画像:藤田ショウ

比較的高温で提供されるため、ゆっくりと時間をかけて飲み進めることで、温度の変化とともに香りや味わいが移ろっていく過程まで楽しむことができます。

カップに口をつけると、穏やかな酸味がふわりと広がり、後味はすっきりと軽やか。甘みを伴ったトロピカルな酸味が特徴的で、主張しすぎないやさしい飲み口です。

浮雲珈琲店 サイフォンコーヒー

画像:藤田ショウ

合わせる『ようかんとクリームチーズの重ね』は、宗像市・福津市を中心に活動するスイーツブランド『ロマンティック堂』が『浮雲珈琲店』のために開発した一品。

浮雲珈琲店 クリームチーズとようかんの重ね

画像:藤田ショウ

コク深いチーズと羊羹のやさしい甘みが重なり、コーヒーの繊細な余韻に寄り添うような、上品な甘みがじんわりと広がります。

浮雲珈琲店 クリームチーズとようかんの重ね

画像:藤田ショウ

「いつかこの土地をサイフォン式コーヒーのホットスポットにしたい」と笑顔で語る新谷さんの、哲学と物語が詰まった『浮雲珈琲店』。

心静かにコーヒーの香りと向き合えば、日々の喧騒がそっと遠のき、穏やかな時間が流れていく穴場カフェです。(文/藤田ショウ)

浮雲珈琲店 サイフォンコーヒー

画像:藤田ショウ

<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■浮雲珈琲店
住所:福岡県宗像市池浦6-112
営業時間:11:00〜20:00(L.O. 19:30)
定休日:水曜・木曜
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【参考・画像】
※文・画像/藤田ショウ

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