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【こんまり流】“面倒な衣替え”から卒業する方法!片づけのプロ実践の3ステップ

こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

季節が変わるたびにやってくる「衣替え」。

子どもの服、自分の服、家族の服……それぞれ入れ替えるのは、正直、重労働ですよね。

タンスやクローゼットの奥から服を引っ張り出し、サイズアウトした服を分け、また収納する。「春夏と秋冬でボリュームが違うから収納が足りない」と、最後はぎゅうぎゅうのスペースに力技で押し込んでおしまい! そんな作業に気づけば半日かかってしまう、なんて経験ありませんか?

今回は、その衣替えの煩わしさから卒業できる方法とポイントをご紹介します。

たった一度の片づけでOK!「手間のかかる衣替え」から卒業

私自身、以前はたくさんの服を抱えていて、服の管理が大変だと感じていました。

クローゼットが小さいので、春と秋、年に2回衣替えをしていますが、「今年の夏は着なかったな」「冬物はこんなの持ってたっけ?」と服の存在すら忘れている状態で、入れ替えるだけで一苦労。毎年、衣替えは憂鬱でした。

ちなみに、こちらはわが家の「こんまり流片づけ」前のクローゼット。今見ると、なんだかどんよりとしています。

こんまり流片づけ 洋服 クローゼット

画像:安部綾子

でも、「こんまり流片づけ」を実行して服の量が減ったので、衣替えが驚くほど簡単になりました!

オフシーズンの服も、引き出しを「ちょっと移動」させる程度で済むようになり、もはや衣替えをしている意識すらないほどです。

また、服が減ったことでクローゼットに余裕ができ、どの服もすぐに手に取れる状態に。出番がこない服や存在を忘れる服もなくなりました。

衣替えが楽になった最大の理由は、収納用品を買い足したり、収納スペースが増えたからではありません。一度こんまり流片づけで「ときめく服だけを残し、結果として服の数を減らした」、これが最大のポイントでした。

【実践】衣替えと一緒に!「こんまり流」片づけの3ステップ

衣替えしたいなと思った今がチャンス! ぜひ片づけも一緒にやってみましょう。衣替えの時期は、手持ちの服をすべてクローゼットから出す良い機会でもあります。

STEP1:全出しして「ときめき」で選別する

衣替え対象の服だけでなく、持っている服をすべて出し、一つひとつ手に取って「ときめくかどうか」を判断しましょう。

・着ていて幸せな気持ちになるか?
・次のシーズンもまた着たいか?
・自分の体型に合っているか?(着心地が良いか)
・用途が明確か?(これがあるから助かる!と思えるか)

迷ったら、「残してどうしたいか?」を自分に問いかけてみましょう。

ときめかない服は、感謝を伝えて手放します。

このステップで服の量が適正になることで、衣替えの面倒さの大部分は解消します。

クローゼット服 こんまり

画像:安部綾子

STEP2:定位置を決め、見やすく取り出しやすいように「立てて」収納する

次に、ときめきで選び抜いた服をストレスなく管理できるよう、収納する定位置を決めていきます。

「畳むもの」「ハンガーにかけるもの」に分けます。

ハンガーにかけるものは“右肩上がり”に

ハンガーにかけるときには、素材や色を揃えると見た目もスッキリします。右側にいくほど丈の短いものをかける「右肩上がり」の収納もおすすめです。

畳む収納は立てる収納に 

畳むものは、服を重ねず、引き出しの中で立てて収納すると、上から見て何がどこにあるか一目瞭然。

見えないから忘れる服や、埋もれてしまって着なくなる服がこれでなくなります。

引き出しの服

画像:安部綾子

収納は8〜9割収納を目安に 

取り出しにくい、戻しにくい収納方法だと、せっかくときめきで選んだ服も着なくなってしまいます。

ぎゅうぎゅうに詰め込まず、服が心地よくいられるようなスペースを確保しましょう。ハンガーにかける収納も、服がぎっしり詰まっていないか確認を。

STEP3:衣替えは「ちょっと移動」で済ませる

服の量が減り、すべての服の定位置が決まったら、衣替えはもう楽になっています。

引き出しを入れ替える 

オフシーズンの服が入った引き出しを、タンスの下の段や奥へ。オンシーズンの服が入った引き出しを上の段や手前へ移動させるだけで完了!

こんまり流 衣替えしないクローゼットの作り方 

画像:安部綾子

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クローゼット内の場所を移動 

ハンガー収納の場合は、ポールの手前・奥を入れ替える、棚収納の場合は高い場所・低い場所を入れ替える、というように「ちょっと移動」で済むようにしましょう。

クローゼット収納

画像:安部綾子

衣替えは「手間のかかる作業」と思いがちですが、一度、こんまり流片づけをしてときめく服だけに絞るだけで、ぐっとラクになります。

季節の変わり目を機に、ぜひクローゼットの中も軽やかに、そしてときめきで満ちた状態に整えてみてくださいね。(文/安部綾子)
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【参考・画像】
※文・画像/安部綾子

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