わざわざ行きたい！ 大自然に囲まれた唐津の奥座敷で四季折々の日本料理を堪能（佐賀）
こんにちは！ 福岡市内と近郊で食との出会いを楽しみながら食べ歩きしているライター、Fukuokaニャッキです。
今回は、佐賀県唐津市七山にある川魚料理のお店を紹介します。
川のほとりに隠れ家のように佇むミシュランガイド掲載店「川魚 季節料理 笹舟」（佐賀県唐津市）
唐津の奥座敷と言われる山間部の七山地域は、澄んだ空気、きれいな水、美人の湯と言われる良質な温泉など大自然に囲まれた、谷あいの小さな村です。
福岡市内から車で約1時間、JR筑肥線・浜崎駅から車で10分の場所に位置します。
そんな七山の中心を流れる玉島川のほとりにある『川魚 季節料理 笹舟』。
鯉、山女魚、鮎、鰻など季節ごとに変わる旬の川魚を七山の野菜や山菜とともに、若き料理長の目利きと技と情熱でもって料理し提供してくれます。都会では再現できない鮮度、素材の本質を堪能する“ここでしか食べられない”料理の数々に、心身ともに癒される時間を過ごせるお店です。
器にもこだわり、料理長厳選の唐津焼、 有田焼でいただけます。
料理とおもてなしに魅了されて、遠方からのリピーターも多いのだとか。
『ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版』で「ミシュランプレート」を獲得しています。
画像：Fukuokaニャッキ
店内はテーブルとカウンターで30席の洗練された和の空間。ゆっくりと食事を堪能することができます。
川魚料理のおいしさを再発見できる「山女魚づくし」
今回いただいたのは、見た目も美しく鮮やかな『山女魚（やまめ）づくし』（6,000円＋奉仕料／要予約）。
※山女魚は通年食べられますが、旬は3～6月・9～11月の2回あり、その時期に食べるのがベストのようです。7～8月は山女魚に変わり鮎が旬を迎えるので、そちらがオススメです（要予約）
画像：Fukuokaニャッキ
内容は私が5月に訪れた際のものですが、一品ずつ紹介していきます。
画像：Fukuokaニャッキ ※写真は2人前
地野菜の三種盛り（うどのきんぴら、小松菜のおひたし、葉山葵の醤油漬）。地元・七山の食材が使われています。
画像：Fukuokaニャッキ
ふきの白和え（錦胡麻）。濃厚な和え衣の一品です。
画像：Fukuokaニャッキ
山女魚の刺身。捌きたての山女魚の刺身は絶品。刺身か背ごし、どちらか選べます。
画像：Fukuokaニャッキ
こちらは山女魚の背ごし。骨ごと食べるコリコリとした歯ごたえがクセになります。
画像：Fukuokaニャッキ
炊合せ（子持鮎甘露煮、南瓜、管牛蒡、うど白煮、薩摩芋、トマト蜜煮、スナップえんどう）。
画像：Fukuokaニャッキ
山女魚塩焼き（栗渋皮煮、檸檬添え）。外は香ばしく、中はふっくらと仕上がっています。
画像：Fukuokaニャッキ
山女魚の骨煎餅（空豆、コシアブラ、藤の花添え）。サクサクで軽やかな食感でした。
画像：Fukuokaニャッキ
山女魚の握り。くせのないあっさりとしたお寿司です。
画像：Fukuokaニャッキ
吸物（天山草、わらび、湯葉）。
画像：Fukuokaニャッキ
よもぎチョコレートの最中。甘さ控えめの大人の味わいです。
画像：Fukuokaニャッキ
以上のボリュームのある品数と料理のおいしさ、お店の雰囲気を鑑みると、この価格で提供されているのはお安いと感じられました。
接客も丁寧で、大事な食事の席にもぴったりです。
鮎、鯉、鰻など四季折々の川魚を堪能！佐賀牛、合鴨など肉料理も
ほかメニューは、『鯉づくし』（4,400円）、『鯉料理一匹』（7,000円）、『鰻蒲焼き膳』（3,900円）、『佐賀牛ロースト膳』（3,900円）など。また、予算や希望料理にも対応できるそうです。
「最良の仕入れと仕上がりで料理をお出ししたいので、お電話でご予約をいただくと助かります」と料理長。休日に少し足を延ばして、みなさんもおいしい川魚料理を食べに行かれてくださいね。
食後には、『笹舟』から車で5分のところに、高アルカリ性単純温泉 PH10.1の日帰り温泉施設もあるので予定に入れるといいかもしれません。
ごちそうさまでした。（文／Fukuokaニャッキ）
＜店舗情報の詳細は店名をクリック↓＞
■川魚 季節料理 笹舟
住所：佐賀県唐津市七山白木1687
営業時間：11：30～15：00（L.O.14：00）17：30～22：00（L.O.20：00）
定休日：毎週水曜日、第2火曜日、年末年始
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