料理家お気に入り！さっぱりおいしい簡単「なす」おかずレシピ2品【大量消費にも◎】

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

今が旬のなす。きゅうり同様90％以上が水分でできていて、夏の水分補給にも◎。夏の食卓にこまめに取り入れたい野菜です。

今回はそんな、なすを使ったさっぱりレシピをご紹介します。

1：なすはこの食べ方がNo.1！柑橘をぎゅっと絞って「タイ風焼きなす」

焼きなすって地味なんだけどおいしいですよね～。豚のそぼろをソースのようにかけて食べるタイ風の焼きなすは、私のお気に入りの一品です。このおいしさ、ぜひ味わってみてくださいね。

画像：中願寺あゆみ

＜材料＞（2〜3人分）
なす・・・3本（20cmくらいのもの、450g）
豚ミンチ・・・120g
たまねぎ・・・1／6個（50g）
にんにく（みじん切り）・・・小さじ1
青ねぎ（小口切り）・・・適量
ミント（パクチーや小口切りにしたみょうがでもOK）・・・適量
柑橘（レモンやライムなど）・・・1／2個程度
A水・・・大さじ4
Aコンソメ・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1／2
Aオイスターソース・・・小さじ1／2
Aナンプラー・・・小さじ1
サラダ油・・・適量

＜作り方＞

（1）なすのガクの下の部分に浅く1周切り込みを入れ、魚焼きグリルなどで皮が焦げてやわらかくなるまで15分ほど焼き、粗熱が取れたらグリルから出して皮をむく。たまねぎはみじん切りにして水にさらす。

（2） 小さめのフライパンにサラダ油を引き、みじん切りにしたにんにくを入れて香りが出てきたら、豚肉を加えてさっと炒め、Aを加える。弱火にして肉がふっくらするように炒め煮にする。

（3）豚肉に火が通ったら（汁気は残っていて大丈夫）火を消し、たまねぎを加え合わせる。

（4）焼きなすを食べやすい大きさに切り、皿に盛る。（3）を上から汁ごとかける。青ねぎ、ミントを散らす。柑橘を添え、絞って食べる。

ミンチはソースとして使うので、ちょっと味が濃いな？というくらいで大丈夫です。今回は青ねぎとミントを散らしましたが、パクチーや小口切りにしたみょうがなどもおすすめ。ミントとの相性がめちゃくちゃいいので、ぜひ試してみて！

2：フライパンで簡単！ポン酢でさっぱり「なすの焼きびたし」

温かいままでも冷やしても、どちらもおいしい焼きびたし。フライパン一つで簡単に出来上がります。大量消費にも◎。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
なす・・・2本（20cmくらいのもの、300g）
ピーマン・・・3個
鰹節・・・適量
ごま油・・・大さじ1／2
Aしょうが（すりおろし）・・・小さじ1
Aポン酢・・・大さじ4
A麺つゆ（3倍濃縮）・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
A水・・・100ml

＜作り方＞

（1）なすはガクの部分を取り、ヘタの先を切り落とす。なすを縦に半分に切って、皮目に3mm幅の切れ込みを入れ半分の長さに切る。ピーマンは全体を押しつぶし、半分に切って種を取る。

（2）フライパンにごま油を入れて中火で熱し、なすとピーマンを皮目を下にして入れる。全体の色が鮮やかに変わるまで3分ほど焼き、上下を返してふたをして焼き色がつくまでさらに3分ほど焼く。

（3）（2）にAを加えて煮立ったら、ふたをして弱火で2分ほど煮る。そのまま粗熱をとる。

（4）器に盛り、鰹節を添える。

すぐに食べない場合は、粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間は冷蔵2～3日が目安。しっかりと冷やして食べてもおいしいですよ。

いかがでしたか？　今の時期はなすがとってもおいしいです。ぜひ作ってみてくださいね。（文／中願寺あゆみ）

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