TOP > グルメ > 「折り鶴」も食べられる!? おしゃれな“新感覚の日本料理”(福岡市中央区)
るふ/福岡市中央区高砂

「折り鶴」も食べられる!? おしゃれな“新感覚の日本料理”(福岡市中央区)

こんにちは。グルメを中心に福岡の情報をゆるっと発信している『ちひログ』です。

今回は、このお店を知っていると自慢になる!と思うほどステキな日本料理のお店をご紹介します。

完全予約制!“新しい日本料理”と出会えるお店「るふ」(福岡市中央区高砂)

西鉄/地下鉄七隈線・薬院駅から徒歩約7分、地下鉄七隈線・渡辺通駅から徒歩約5分。日赤通りから1本入った高砂エリアに2023年にオープンした、完全予約制の日本料理店『るふ』。

お店の前に、1台停められる無料駐車場があります。

るふ:外観

画像:CHIHIRO

店内は和を感じるスタイリッシュな空間。広めのカウンター席でゆっくりとくつろげますよ。

るふ:店内

画像:CHIHIRO

ここで楽しめるのは、旬の食材のおいしさを引き出す日本料理の伝統を大切にしながら、減圧調理や分子調理といった最新技術を組み合わせた“新たな日本料理”。

オーナーの長谷川さんが生み出す料理は、食材を厳選するのはもちろんのこと、食材の厚みや温度を1ミリ、1℃単位までこだわった逸品ばかりです。

るふ:オーナーさん

画像:CHIHIRO

感動の連続!ディナー「季節のOMAKASE 8品コース」を堪能

メニューはランチもディナーもコース料理のみ。

私がいただいたディナー『季節のOMAKASE 8品コース』(11,800円)をご紹介します。

メインのお肉は変わりませんが、そのほかの内容はその時々によって違うので、参考程度に見てくださいね。

この日は、1品目の「スノードーム」に始まり、「蕪(カブ)」、「旬魚」、「豆乳」、「黒牛」、「卵」、「米」、そして8品目の「茶菓子」という構成でした。

まずは定番のメインからご紹介します。

5品目の「黒牛」として、鹿児島県産の黒毛和牛の、1か月熟成させたメスのヒレ肉が提供されました。

カツオと昆布で取った出汁の旨みが肉の細胞にまで届くように減圧加熱調理。そして、中心温度にこだわり、低温調理で2時間以上かけて仕上げられています。

ソースはすき焼きのタレをイメージしているそうで、赤ワインやバルサミコでほんのり甘酸っぱい味わい。わさびや『マルドン』というイギリス産のザクザク食感の塩を付けていただきます。

お肉はもちろんソースもおいしすぎました!

るふ:黒牛

画像:CHIHIRO

さらに驚くのが、添えられた折り鶴。

実はこれ、時間をかけて、人参と水だけを使用して作られていて食べられるんです。感動! パリッとした食感とやさしい風味が楽しめました。

るふ:黒牛

画像:CHIHIRO

ここからの内容はその時々で変わるものです(※私がいただいたのは「冬」で、現在は「春」のメニュー。また、同じ季節内でもその時々で内容が変わります)。

1品目の「スノードーム」は、エルダーフラワーで作ったノンアルコールの食前酒。

手でつまめるので、そのまま口に入れるもよし、グラスの中で割って飲むも良し。口の中に入れるとプチンとはじけて、口いっぱいにフレッシュでさわやかな風味が広がりました。

るふ:スノードーム

画像:CHIHIRO

2品目は、糸島産の「蕪」を使った料理。蕪にさまざまな手を加えて、葛粉で練り上げることで新しい食感を生み出しているそう。強いてたとえるならごま豆腐ですが、今までに味わったことのない食感に驚きました。添えられた海老の煮浸し、食用菊『もってのほか』と三つ葉のお浸しもおいしかったです。

3品目は「旬魚」。この日は、玄界灘でとれたチダイの竜田揚げでした。刺身用として使えるほど新鮮な鯛を使っているそう。

外はサクッと、中はふわふわ。繊維がやさしくとろけていくかのような食感でした。添えられた金時人参のさつま揚げもホクホク。どちらも感動の味わいでした。

るふ:旬魚

画像:CHIHIRO

4品目の「豆乳」は、葛粉で寄せた、もちもち食感の豆乳饅頭。カツオと昆布で出汁を取った餡の絶妙な温度と旨みが体にしみました。上にのっている広島産の真牡蠣も美味。

6品目は「卵」。北海道のすじこから作った自家製いくらの茶碗蒸しでした。計算された絶妙なおいしさで、旨みがすごかったです。

るふ:卵

画像:CHIHIRO

7品目は、土鍋で炊き上げられる「米」。兵庫県でとれたボラの卵で2か月かけて作った自家製カラスミのご飯。旨みたっぷりの赤だしといただきます。

米は、岐阜の『ハツシモ』という通常よりも粒が大きいものを使用。カラスミはご飯に混ぜ込まれているだけでなく、上にもたっぷり削られていて贅沢! ズワイガニのほぐし身もたっぷり、無塩バターでコクもプラスしてありますよ。

るふ:米

画像:CHIHIRO

ちなみに、見せていただいたカラスミがこちら。

るふ:カラスミ

画像:CHIHIRO

最後の「茶菓子」は、星野村の薄茶と焼きもなかでした。焼もなかは、北海道の小豆で作った粒あんと、青森の『さんつがる』を使用したりんごの味醂煮が入っていて、仕上げにバーナーで香ばしく炙られています。香りがたまりませんでした。

ひとつの工程に数時間から数日かけて作られた手の込んだ料理ばかり。

一口ごとに、「こんなステキな料理に出会ったのは初めて……!」と感動の連続でした。

その味わいをみなさんにも体験してほしいです。ぜひ足を運んでみてください。完全予約制なので予約をお忘れなく!(文/CHIHIRO)

<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■るふ
住所:福岡県福岡市中央区高砂1-4-13 ノーヴァルーチェ高砂102
営業時間:11:30~23:00(入店20:00まで)※完全予約制
定休日:不定
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※本サイトの全てのコンテンツ(画像、文章等)について、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。判明した際には、法的措置をとる場合があります。

【参考・画像】
※文・画像/CHIHIRO

#福岡のグルメ をまとめてチェック!
#薬院エリア #ディナー #ランチ
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから

<こんな記事も読まれています>
【博多駅近く】夜カフェもできる人気店

【薬院エリア】大人気店のスイーツプレート
【久留米】常時約80種類が並ぶ注目ベーカリー