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和布刈神社

【2025年福岡県初詣ガイド】導きと禊の神様「和布刈神社(めかりじんじゃ)」

2024.12.28

年の初めに神社や寺院で、過ぎた一年の感謝をささげ、新しい年の無事や幸せを祈る「初詣」。

福岡県内で「初詣」に訪れたい神社をご紹介します。

「和布刈神事」で知られる「和布刈神社(めかりじんじゃ)」(北九州市門司区門司)

1800年前に創建されたといわれ、九州最北端・関門海峡に面して鎮座する『和布刈神社(めかりじんじゃ)』。

潮の満ち引きを司る「導き」の神様、「穢れを祓う」禊の神様ともいわれる月の女神「瀬織津姫(せおりつひめ)」を祀っています。節目やターニングポイントのお参りに訪れるのにピッタリの場所です。

和布刈神社拝殿

画像:和布刈神社

毎年旧暦の元日(2025年は1月29日)の早朝に執り行われる『和布刈神事』が有名。湯立神楽(ゆだてかぐら)が奉納されたあと、3人の神職が干潮の海に降りて鎌でワカメを刈りとり、それを神前に供えて航海の安全、豊漁を祈願します。

福を招く神事とされ、『福岡県無形民俗文化財』に指定されています。漆黒の闇の中、大きな松明の光だけを頼りに行われる様子は幻想的ですよ。

<2025年度和布刈神事>
【湯立神楽】1月28日(火)23:00~1:00(雨天中止)
【神事】1月29日(水)2:30~4:00(雨天決行)
※臨時駐車場あり(50台)

一味違う「授与所」に注目

2019年にリニューアルされた『和布刈神社』の中でも、特に印象的なのが御守や縁起物などの授与品を拝受する「授与所」。

和布刈神社授与所

画像:和布刈神社

中心には御神体の一部「受け岩」が置かれていて、お守りを拝受する際には、受け岩の上に御守を重ね合わせ、神職が上から鈴振りをしてくれます。これは、神様の御魂を御守一つひとつにお分けしているのだとか。

白を基調にした授与品もおしゃれ。関門海峡の名産品・河豚にちなんだ『木彫りふくみくじ』(500円)、しっぽにおみくじをさした河豚の張り子『一年幸ふくみくじ』(300円)などのかわいいおみくじから、関門海峡で採れた『清め塩』(500円)、和布刈神事にちなみ縁起の良いわかめを授与品にした『献上わかめ』(500円)などが揃います。

ご朱印を集めている人は、『書き置きの御朱印』(500円)、御神紋である八重桜を表紙に施した『御朱印帳』(2,500円)もお見逃しなく。

美しい夕日が楽しめる

目の前の関門海峡には、約400年前に氏子によって寄進された灯篭が建っています。海を行き交うコンテナ船との対比も印象的。

神社からの夕景も美しいので、ぜひ一緒に楽しんでみて。

年末年始の行事予定

社務所が開いているのは、12月31日23:00~1月1日19:00、1月2日~1月3日8:00~19:00。※境内は常時開放

12月31日の23時から、献上わかめ(乾燥わかめ)が授与されます。※献上わかめは有料、無くなり次第終了

1月1日0時からは、歳旦祭が行われます。

正月三が日は混雑が予想されます。周辺の交通状況なども確認の上、おでかけください。(文/ARNE編集部)

<施設情報>
■和布刈神社(めかりじんじゃ)
住所:福岡県北九州市門司区門司3492番地
アクセス:JR「門司港駅」から西鉄バス「和布刈神社前」下車
HP:https://www.mekarijinja.com/
X:@mekarijinja

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【参考・画像】
和布刈神社

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