簡単でホックホク絶品に仕上がる！“炊飯器活用”旬の「じゃがいも」大満喫レシピ

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

1年中販売されていますが、春と秋に旬があるじゃがいも。

春（5～6月頃）のものは「新じゃが」と呼ばれ、皮が薄く、秋（10～11月頃）のものは「秋じゃが」と呼ばれ、皮が厚めで長期保存が可能です。

今回は、今が旬の「秋じゃが」を使ったレシピをご紹介します。

1：ホクホクじゃがいもにスパイシーな香りがベストマッチ！「鶏じゃがクミンライス」

炊き込みご飯にすれば、甘くてホックホク！　鶏もジューシーに炊き上がって、満足な一皿に。クミンがいい仕事しますよ～！

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
米・・・1合
鶏もも肉・・・1／2枚（180g）
じゃがいも・・・120g
Aナンプラー・・・小さじ1
A鶏がらスープの素（顆粒）・・・小さじ1／2
ブラックペッパー・・・適量
クミンシード・・・小さじ1／2
サラダ油・・・大さじ1／2
パセリ（みじん切り）・・・適量
レモン（くし切り）・・・適量

＜作り方＞

（1）米を洗い浸水する（夏場は30分、冬場は60分）。じゃがいもは皮をむき、小さめの一口大に切る。鶏肉は余分な脂を切り落として、塩少々（分量外）を全体に振る。

（2）小鍋にサラダ油とクミンシードを加え中火にかける。フツフツと泡が出てきたら、じゃがいもを加え、鍋をゆすりながら、さっと炒める。

（3）米をざるに上げてしっかり水気を切り、炊飯釜へ。Aを加え、水（分量外）を1合の線まで入れる（鍋で炊く場合はナンプラーと水を合わせて200mlにする）、その上に、鶏もも肉の皮目を下にしてのせ、（2）のじゃがいもをもも肉の周りにのせて炊飯する。

（4）炊きあがったら鶏肉を取り出して、じゃがいもをつぶさないように混ぜ合わせる。鶏肉は食べやすい大きさに切る。

（5）器に盛り、ブラックペッパー、パセリを振る。レモンを添える。

パセリの代わりに刻んだパクチーもすごく合いますよ。じゃがいもを炒めるときは表面に油をまとわせる程度でOKです。レモンを絞りながら食べてみてくださいね。

2：ポリポリ食感がいいアクセント「ごぼうとベーコンのポテトサラダ」

使用する具材が少なく、混ぜ込む具材は炒めて作るので短時間で完成！　ごぼうの風味とポリポリっとした食感も楽しい、おつまみにもなるポテトサラダです。このレシピはチリパウダーがいい仕事をするので、ぜひご準備を。

食物繊維も摂れるので （※1）、多めに作っておいて少しずつ食べるのもいいですよ。冷蔵庫保存で3日くらいで食べきってください。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
じゃがいも・・・中1個（120g）
ごぼう・・・15cm（50g）
ベーコン・・・50g
A調味酢（すし酢など）・・・小さじ1
Aコンソメ（顆粒）・・・小さじ1／2
マヨネーズ・・・大さじ3～4
砂糖・・・二つまみ
塩・・・少々
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1
チリパウダー・・・適量

＜作り方＞

（1）じゃがいもは表面をきれいに洗い、4等分に切って柔らかくなる（箸がすっと入る）までゆでる。ごぼうは皮をたわしなどで洗い、斜め薄切りにしてマッチ棒くらいに細切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。

（2）じゃがいもをゆでている間に、フライパンにオリーブオイルとベーコンを加え、ベーコンの表面をさっと炒めたら、ごぼうを加え、塩こしょう（分量外）をして、あまり触らず焼きつけるイメージで炒める。ベーコンに焼き色がついたら火を消し、粗熱を取る。

（3）じゃがいもをざるにあげ、皮をむく。熱いうちにボウルに入れてつぶし、Aを加えて混ぜ、粗熱を取る。

（4）（3）に（2）を加える。

（5）マヨネーズ、ブラックペッパー、砂糖を加え全体を混ぜ合わせる。塩で味をととのえる。器に盛り、チリパウダーを振る。

チリパウダーは、パプリカ、クミン、オレガノなどが入ったミックススパイスです。ない場合は、代わりにクミンパウダーでもおいしいですよ。

調味酢がなければ、酢小さじ1＋砂糖小さじ1／4で代用でもOK。

じゃがいもを電子レンジで加熱したい場合は、表面をよく洗い、1個ずつぴっちりとラップに包み、600Wで3～4分、串がすっと通るまで加熱して皮をむきます。加熱の時間は大きさにもよるので、様子を見ながら追加してくださいね。

ビタミンCを豊富に含むじゃがいも（※2）。これからの季節、体調管理も大事になるので、積極的に摂りたい野菜です。ぜひ作ってみてくださいね！（文／中願寺あゆみ）
※この記事は公開時点での情報です。（※1）（※2）食品成分データベース（文部科学省）
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