少ない油でもあの美味しさ!罪悪感ナシ“揚げない”なすの揚げびたし風副菜レシピ2つ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
好きな野菜の一つに挙げる方も多い「なす」。おいしい夏野菜ですよね。
なすといえば油との相性がとっても良くて間違いないおいしさなんですが、ちょっとあの油の量が……と躊躇してしまうことってありませんか?
今回は、罪悪感軽減! 油を少なく調理できる、なすの副菜レシピをご紹介します。
1:少ない油で仕上げる「揚げないなすの焼きびたし~麺つゆ味~」
揚げなすっておいしいけど、ナスはスポンジなのか?と思わせるほど油を吸っちゃいます。
今回はその罪悪感を軽減すべく、揚げないけど揚げびたし味、でもそれは揚げびたしとは言わないのではないか?なレシピをご紹介します。
揚げるよりも少ない油でありながら、あのなすと油が合体した旨み、そして焼きなすの香ばしさの両方が味わえます。
これからの季節にあると便利な副菜にもなる一品。たくさん作ってストックしておくのもおすすめです。
【材料】(2人分)
なす・・・2本(250g)
Aしょうが(すりおろし)・・・たっぷりめ
A麺つゆ(2倍濃縮)・・・100ml
A水・・・120ml
こめ油(サラダ油でも可)・・・大さじ1~1.5
<作り方>
(1)なすはがくの部分を取り、ヘタの先を切り落とす。
(2)なすを縦に半分(なすが大きい場合はさらに半分)に切って、皮目に3mm幅の切れ目を入れ(深さはなすの厚みの半分くらいまで)、半分の長さに切る。
(3)魚焼きグリルにアルミホイルを敷き、油を塗る。切った断面を下にして並べる。刷毛で皮目と断面に油をしっかりと塗る。
(4)魚焼きグリル(両面焼き)で10分程度、柔らかくなるまで焼く。
(5)容器にAを混ぜ合わせ、焼けたなすを浸ける。
なすは切ってすぐ使う場合はあく抜きは不要です。そのままさっと使っちゃってください。
もったいないので、なすはがくを取り、ヘタぎりぎりの部分まで食べましょう! 新鮮なものはがくの部分のとげが凶器レベルで鋭いので気を付けてくださいね。
温かい状態でたっぷりの薬味や鰹節をのっけて食べたり、冷蔵庫でよく冷やして、汁ごと素麺やそば、うどんにぶっかけても◎。その場合は少し麺つゆの原液をプラスしてつゆの濃さを調整してください。
2:応用編「揚げないなすの焼きびたし~ポン酢味~」
揚げないなすの焼きびたしで、味が違うものもご紹介。さっぱりとポン酢と薬味でいただきます。麺つゆを少し加えることで酸味がまろやかに。
【材料】(2人分)
なす・・・2本(250g)
大根おろし・・・適量
ちりめんじゃこ(もしくは鰹節)・・・適量
Aしょうが(すりおろし)・・・たっぷりめ
Aポン酢・・・大さじ4
A麺つゆ(2倍濃縮)・・・大さじ1
A水・・・大さじ4
<作り方>
(1)なすはがくの部分を取り、ヘタの先を切り落とす(新鮮なものはがくの部分のとげが鋭いので気を付けて!)。
(2)なすを縦に半分(なすが大きい場合はさらに半分)に切って、皮目に3mm幅の切れ目を入れ(深さはなすの厚みの半分くらいまで)、半分の長さに切る。
(3)魚焼きグリルにアルミホイルを敷き、油を塗る。切った断面を下にして並べる。刷毛で皮目と断面に油をしっかりと塗る。
(4)魚焼きグリル(両面焼き)で10分程度、柔らかくなるまで焼く。
(5)容器にAを混ぜ合わせ、焼けたなすを浸ける。
(6)10分ほど置いたら器に盛り、大根おろしとちりめんじゃこをのせる。
お好みで、みょうがや大葉などを添えても◎。大根おろしはたっぷりめ(あれば鬼おろし)がおすすめです。
レシピの分量で作ってもすぐになくなっちゃうので、なすが安いときにたくさん作って楽しんでくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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