駐車場無料でたっぷり遊べる!“九州最北端”「和布刈公園」徹底レポ(北九州市門司区)
こんにちは! 育ち盛り4児ママのはがです。
今回は、北九州市門司区旧門司にある『和布刈(めかり)公園』へ! 家族でドライブするのも楽しいスポットですよ。
ちなみに、和布刈地区といえば、2024年度内に「九州最北端の記念碑」が設置されることでも話題。今後、ますます多くの人が訪れる場所になりそうな予感です。
海風を感じながらぐるりドライブ!フォトジェニックなスポットがたくさんある「和布刈(めかり)公園」(北九州市門司区旧門司)
『和布刈公園』は、門司城跡がある古城山(こじょうさん)一帯、37.1ヘクタール(1ヘクタール=一般的な小学校の校庭くらい)を整備している都市公園。
門司港レトロからも近く、関門海峡を臨める絶景スポットです。車道、観潮遊歩道、サイクリングロードがあり、車、徒歩、自転車とさまざまな楽しみ方ができますよ。
公共交通機関で行く場合は、JR・門司港駅前から西鉄バスに乗り、「和布刈公園前」で下車。もしくは、JR・門司港駅から徒歩約2分の場所にある「九州鉄道記念館駅」から、北九州銀行レトロライン『潮風号』に乗って、「関門海峡めかり駅」で下車します。
今回は車で行ったので、車道(一方通行)をぐるっとまわった順に紹介しますね♪
目の前に海が広がる「ノーフォーク広場」
門司港レトロ地区から関門橋方面へ5分ほど進むと、海側に見えてくるのが『ノーフォーク広場』です。
車を無料の駐車場(50台)に停めて、少しお散歩♪ うどん屋さん『港屋 千兵衛』があるので、ご飯休憩にもおすすめです。
広場は、北九州市の姉妹都市、アメリカ・バージニア州ノーフォーク市にちなんで名づけられたとだけあって、どこか異国情緒を感じます。大きなイカリのモニュメントがインパクト抜群!
実はこの広場、海に突き出していて、手すりのすぐ目の前が関門海峡! ダイナミックな景観を楽しめます。
ベンチが設置してあるので、のんびり景色を楽しむも良し、1日約600隻行き交うという“シップウォッチング”をするも良し。夜は関門橋がライトアップされるなど、ロマンチックなムードに包まれますよ。
ちなみに、門司港レトロ地区から『ノーフォーク広場』までは、サイクリングロードも整備されています。特にこれからの季節は気持ち良さそう!
史跡あり遊具あり!見どころ満載の「展望台」エリア
続いて、「展望台」方面へ向かうことに。
『ノーフォーク広場』駐車場を関門橋が見えるほうへ出てすぐに、西鉄バス停「和布刈公園前」と「和布刈公園」と書かれた石があります。その手前を右へ。ここからは一方通行です。
歩いても行けますが、坂がずっと続くので体力に不安がある場合は車のほうがおすすめです。
坂を上がりきったところにあるのが『見晴らしベンチ』。60台ほどの無料駐車場やトイレがあり、自動販売機も設置されています。
眼下に空と海が広がり、門司港レトロ地区や下関の街並みを一望できましたよ。
山頂まで届く海風が心地良い!
そのほか、日本で唯一ミャンマー仏教会に認められている寺院『世界平和パゴダ』や『遊具広場』があります。
『遊具広場』は子どもたちが小さい頃に遠足で訪れたり、家族でピクニックに来たことがある思い出の場所。
カラフルな色合いの全身を使って遊べる遊具がいろいろあり、子どもは喜ぶと思います。
駐車場から約10分ほど歩けば、『門司城跡』の散策もできます。時間があればぜひ! 山道なので運動靴がおすすめですよ。
『見晴らしベンチ』周辺の散策のあとは、再び車に乗って『和布刈公園第二展望台』へ。
約1,400枚もの有田焼の陶板で造られた『源平壇之浦合戦絵巻』が目に入ってきました! 国内最大級の壁画なんだとか。
『和布刈公園第二展望台』にトイレはありませんが、約10台の無料駐車スペースがあります。
駐車場の前にはベンチが設置されていて、ゆっくりと景色を楽しむことができました。
関門橋を眼下に見ることができ、海を挟んで下関と北九州の街を一望できる大迫力の景観です。木製の展望デッキもあるので、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
そしてここ、『和布刈公園第二展望台』は、『日本夜景遺産』(日本夜景遺産事務局)に認定された、言わずもがなの夜景スポット。昼も夜も訪れたくなります♪
『和布刈公園第二展望台』から坂を下る途中、左側に駐車場があります。そこは関門自動車道・めかりパーキングエリアへ一般道から入れるウェルカムゲート。
駐車場に車を停めて、関門橋の下を通り抜けて階段を上った先が、めかりパーキングエリア。展望デッキから景色を楽しんだり、フードコートでこの土地ならではのグルメを堪能したりできますよ。
でも、私の推しポイントは、駐車場から階段に向かう際(逆も然り)に、関門橋を真下から見ることができるということ! 私が行ったときは壁面改修中でしたが、なかなか見る機会がないので記念にパシャリ。
キッズが思わず駆け寄る大きな“たこの遊具”やバスケットコートもある「潮風広場」エリア
車で坂を突き当りまで下り、右に曲がると『和布刈公園塩水プール横駐車場』があります。
なんと、駐車場の奥にはバスケットコートがありました! 高いフェンスで囲われているので、安心して利用できそうです。
バスケットコートすぐそばに、夏季のみ営業している『塩水プール』があります。塩水を利用したプールは全国的にも珍しいそう。
25メートル、50メートル、幼児用プールがあります(1人1回2時間以内、一般360円、中学生190円、小学生以下・北九州市内在住の65歳以上100円)。
『塩水プール』の先にある『潮風広場』には、日本最大級のたこの遊具があります。
たこ全体が迷路のようになっていて、子どもたちが夢中になって遊んでいました。
たこの足の形の水飲み場もありましたよ。遊び心があって楽しいですね♪
少し離れると関門橋と一緒に写真を撮ることもできます。
『電気機関車EF30』や『客車オハフ33』を一緒に入れて撮影しても絵になりますよ。
さらには、北九州銀行レトロライン『潮風号』終点の「関門海峡めかり駅」があります。九州最北端の駅なんだとか。
『潮風号』は、「九州鉄道記念館駅」「出光美術館駅」「ノーフォーク広場駅」「関門海峡めかり駅」、4つの駅を繋いでいる観光トロッコ列車で、2024年度は4月1日~2025年3月31日の土・日・祝日に運行(元日は運休)。『1日フリー乗車券』(大人600円、子ども300円)などお得な切符もあるので、『潮風号』で『和布刈公園』を満喫するのも良いですね。乗り物好きな子どもは喜びそう!
ダイナミックな自然を間近に感じる「観潮遊歩道」
『潮風広場』から横断歩道を渡ると、『観潮遊歩道』入口があり、海沿いを散策することができます。
『ノーフォーク広場』へ歩く途中、『関門トンネル人道』や『和布刈神社』があります。
ちなみに、『関門トンネル人道』は福岡県と山口県を結ぶ全長780メートルの歩行者用海底トンネル(歩行者無料)。
小学生の子どもと一緒に歩いても片道15分ほどで歩いて渡ることができましたよ。
関門橋を通過する大きな船を横目に潮騒を感じながら歩いて進むと、最初に出発した『ノーフォーク広場』につきました。
『観潮遊歩道』は、散歩やジョギングを楽しんでいる方々も多かったです。
ただ、海風が強いので、天候や季節によってはしっかり対策を。
しっかり遊び、のんびり散策していたら、気づけば3時間ほど滞在していました~。
日中や夕暮れ、夜景など、時間帯によってもさまざまな景色が楽しめる『和布刈公園』。春は桜が楽しめるスポットもありますよ♪
ぜひ、出かけてみてはいかがでしょうか。(文/はがともみ)
<施設情報の詳細は施設名をクリック↓>
■和布刈公園(めかりこうえん)
住所:福岡県北九州市門司区旧門司2丁目
開園時間:24時間
休園日:なし
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※文・画像/はがともみ
※画像/北九州市、北九州市 都市ブランド創造局 観光にぎわい部 門司港レトロ課
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