ハード系を中心に約20種類のパンがずらり!地元で愛される人気店(北九州市小倉北区中島)
育ち盛り4児のママ、はがです。
今回は、北九州市小倉北区中島で見つけた、小さなパン屋さんをご紹介します。
すてきな夫婦が営むハード系中心の小さなパン屋さん「pain shop is(パンショップ イズ)」(北九州市小倉北区中島)
北九州モノレール沿いの県道266号線「香春口北交差点」を大手町方向に曲がり、左手側道を進んだところにある『pain shop is(パンショップ イズ)』。北九州モノレール・香春口三萩野駅から歩いて約7分でした。
店舗の前に駐車場が2台あり、車で訪れるのも便利です。※満車の場合は近隣にコインパーキングあり
こちらのお店は、2022年12月24日にオープン。
ナチュラルな雰囲気の外観に、扉に描かれたサイのイラストが目を引きます。
店名『is』は、店主夫婦のお子さんが発案。そこに店主の「日本に住む人たちになじみ深い味のパンを作りたい」との想いを込めた『pain shop』という言葉と、奥様が好きなサイをロゴに加えたのだとか。家族の温かさが伝わりますね。
小さな店舗なので、一度に入店できるのは2組まで。多いときは、順番を待ってくださいね。
店に入ると、「いらっしゃいませー!」とスタッフの明るい挨拶とともに香ばしいパンの香りに包まれます。
明るく清潔感あふれる店内。石を使った照明や、花を使ったインテリアがセンス良く配置されています。
接客担当の奥様やスタッフが朗らかで、居心地の良い空間でした。
もっちり生地の秘訣は、高加水と低温長時間発酵にあり!店主こだわりの製法と素材を生かしたパン
店に入って正面の棚には、おいしそうなパンが所狭しと並べられています。
毎日約20種類のパンが用意され、季節に応じて新商品が2つほど加わるそうです。
もともとハード系が得意なベーカリーに勤めていたという店主。自分の店をオープンするなら「シンプルだけどダイレクトに素材の味が分かるパンをお客様にお届けしたい」と製法や素材にこだわっているとのこと。
生地に使う小麦は、北海道産をメインにパンの種類によって外国産オーガニックに変えているそう。そして、低温で長時間発酵させることで小麦そのものの旨みをアップさせ、高加水することでもちもち食感が続くように仕上げてあります。ちなみに、配合する水分量をその日の天気などに合わせて変えることで、“いつでも同じ味”が保てるのだそうですよ。
どれも魅力的で選ぶのに散々迷いましたが、私が購入したパンをいくつか紹介します。
まずは一番人気の『明太フランス』(400円)。
とても大きく、なんと長さ25cmもありました!
自宅で軽くトーストしてみましたが、中の自家製明太ソースがもっちりとしたバゲット生地に染みわたっていて、とてもおいしかったです。店主が納得のいくまで研究を重ねたという自家製明太ソースは、ピリッとした辛さというよりも、小麦の味わいと調和するまろやかな風味が感じられました。
端のほうまでたっぷりとソースが入っているのもうれしい♪ 切れ目が入れてあるので、家族と分けるときに切り分けしやすかったですよ。
次は『米粉の湯種食パン』(350円)です。
ハード系中心の中で異色の、ふわふわ食感のパン。口に入れるとすっと溶けて、米の自然な甘みが残ります。歯切れも良かったです。
買った翌日にも食べましたが、生地のもちっとした弾力とやわらかさはそのままで子どもたちにも好評でした!
パウンドケーキくらいの小さめサイズなので、小さなお子様でも食べやすいですよ。
こちらは『くるみとカシューナッツ』(270円)。
メープルシロップがぷすっと刺されたインパクト大の商品。おすすめの食べ方にならい、まずは小麦の風味を味わい、後半に付属のメープルシロップを注入していただきました。
メープルシロップは甘すぎず、生地はさらにしっとりとくるみとカシューナッツがふんだんに生地に練りこまれているため、これまた満足度が高いです。
『クロワッサン』(220円)と『ハムチーズクロワッサン』(320円)も購入。
どちらもサイズが大きく表面はサックサック。噛んだ瞬間にバターがじわぁと広がります。
『ハムチーズクロワッサン』にはチーズがふんだんに使われていて、これ1つでもお腹が満たされそうです。
最後は『くるみとレーズン』(390円)。購入するときにトングで持ち上げた瞬間、ずっしりと重みがあることに驚きました。
カットしてみるとその理由がわかりました……くるみとレーズンがたっぷり♪ この具材の多さも「シンプルだけどダイレクトに素材の味が分かるパン」という『is』の特徴の一つです。
生地はしっとり、やわらかいレーズンと歯ごたえがあるくるみがアクセント。食感を楽しめる味わいでした。
夕方には売り切れることも多いけれど、2日前までなら予約可能!
『is』ではその日ごとに販売予測を立て、フードロスが出ないように製造しているため、18時の閉店前、夕方16時頃には売り切れてしまうことも多いそう。
ですが、2日前までなら予約も可能(店頭またはInstagramのDMで受け付け)。人気商品でも夕方に受け取ることができます。
また、SDGsを念頭に置き、具材にはオーガニックのものをなるべく使用。「土壌にやさしいオーガニックの作物を使うことで、ささやかながら環境にやさしいことができるのでは」との店主の想いがあるそうです。
今回は食事系パンを中心に紹介しましたが、店頭には『カカオ×ショコラ』(250円)や『クリームパン』(200円)などの菓子パンもあります。
お気に入りのパンを見つけに、ぜひ出かけてみてください。(文/はがともみ)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■pain shop is(パンショップ イズ)
住所:福岡県北九州市小倉北区中島1丁目18-28
営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜、日曜
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/はがともみ
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