家で作れる絶品冷製パスタも! “今の時期に食べるべき”トマトの美味しさを満喫するレシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
夏が旬と思われがちな「トマト」ですが、実は春から初夏の今の季節が旬といわれています。
最近では本当にいろんな種類があって、甘くて果物みたいなものもあるし、金額がびっくりするくらい高いものもありますよね。
ちなみに小さいトマトを「プチトマト」っていう人は、ある年代より上らしいですよ。という話を聞いて、「プ、ミニトマト」って言いなおして、何かに抗っている私。
さて、今回はトマトがおいしい時期に食べたいレシピをご紹介します。
1:暑い日のお楽しみ「トマトとイカの冷製パスタ」
髪の毛のように細いロングパスタのカペリーニは、ゆで時間も短く、冷たくすれば暑い日にぴったり。自宅で作るのは少し難しそう……いやいやそんなことはございません。ぜひ、甘くておいしいトマトで!
【材料】(1人分)
ミニトマト・・・8個
イカ・・・80g
カペリーニ(細いパスタ)・・・50g
Aにんにく(みじん切り)・・・小さじ1/2
A白ワインビネガー・・・大さじ1/2
Aレモン汁・・・大さじ1/2
Aブラックペッパー・・・適量
A砂糖・・・適量
A塩・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1
塩こしょう・・・適量
グラナパダーノチーズ・・・適量
<作り方>
(1)ミニトマトは熱湯に入れ、湯むきして皮を取り、半分に切る。イカは食べやすい大きさに切り、ゆでる。
(2)大きめのボウルにAとトマトを入れよく混ぜる。イカも加え、冷蔵庫で冷やす。
(3)氷水を準備する。鍋に熱湯を沸かし、塩(分量外)を加えてパスタをゆでる。袋の表示を目安にゆで、1本氷水に取り味見をする。ちょうど良いかたさになっていればざるにあげ、氷水で冷やし、しめる。ざるを振って、しっかりと水気をきる。
(4)(2)のボウルにオリーブオイルとパスタを加えてマリネする。塩こしょうで味をととのえる。
(5)器に盛り、上からオリーブオイル(分量外)を垂らし、チーズを削りのせる。
砂糖の量は、トマトの甘みを確認して調整してください。旬のバジルの葉を加えても◎。
普通の太さのパスタでは80~100g程度の量を使うのですが、なぜかカペリーニの場合は少なくても足りるんです。今回のパスタのように具だくさんにすれば満足感もたっぷりですよ。
2:混ぜれば出来上がり「ひじきのマリネ トマトのっけ」
ひじきは煮物以外にも使える食材です。戸棚の隅に残ったやつ、ありませんか? 真っ赤なトマトと合わせると、色味もとってもきれいに仕上がります。よく冷えたワインのおともにも。
【材料】(2人分)
トマト・・・中2個
ひじき(乾燥)・・・10g
釜揚げしらす・・・40g
A酢・・・大さじ2
A砂糖・・・小さじ2
A白だし・・・大さじ1/2
塩・・・適量
こめ油、もしくはオリーブオイル・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)ひじきを水で軽く戻す。ざるにあげ、熱湯を回しかけ水気を切る。トマトは食べやすい大きさに切る。
(2)ボウルにAを混ぜ合わせ、ひじきと釜揚げしらすを加えマリネする。塩で味をととのえ、10分ほど味をなじませる。
(3)トマトを器に盛り、(2)をマリネ液と一緒に上にのせる。
(4)上からこめ油を回しかける。
ひじきとしらすのマリネは、たくさん作っておくと、そのままはもちろん、豆腐の上にのせたり、オニオンスライスの上にのせたりと便利ですよ。
まさに今が旬のトマト。切っただけで食べることも多いですが、レシピを参考に、ぜひひと手間加えて食卓へどうぞ。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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