わざわざ行くべき美味さ! “パリっとふわふわふわ”感動の「原始焼き」が味わえる創作居酒屋(八女市)
こんにちは。福岡のおいしいお店を紹介するブログ『よりみちの福岡紹介』を運営している、よりみちです。
「原始焼き」って知ってます? 一般的な炭火焼きとは一味違って、本当においしくて。
感動したので紹介します。
素材の旨みが凝縮された「原始焼き」と創作料理が楽しめる居酒屋「原始焼き酒場 ととり」(八女市)
地元の人からおすすめされて訪れたのが、八女市にある『原始焼き酒場 ととり』。
西鉄バス「福島」停から、徒歩5分ほどの場所にあります。
扉を開けると、目の前にはカウンター、左側には半個室がありまして。
そして、カウンターの端には囲炉裏が。ここが「原始焼き」の調理場です。
「原始焼き」とは、囲炉裏で食材をじっくりと串焼きにする伝統的な調理法。東北で有名なんですって。
串に刺した魚の口を下にして、炭の周りを囲んで「輻射熱」を利用してじっくり焼くことで、魚の脂が炭に落ちず、魚が燻されません。魚の旨みが凝縮されるんですって。
なるほど、理にかなった焼き方ってことらしいですね。
ほかに、お店で丸鶏からさばく地鶏料理も人気なんだとか。刺身をはじめ、人気の居酒屋メニューも種類豊富に揃います。
皮はパリッ身はふわっふわ!絶品「原始焼き」
待ってました! こちらが『原始焼き キンキ』(1,280円)。
見ての通り表面はカリッカリになっていて、置かれた瞬間ふわぁっと焼き魚のいい香りが舞うんですねぇ。
魚の身にお箸を置いた瞬間、衝撃を受けるはず。
パチッと皮が弾けて、湯気と共にふわふわな身が飛び出てくるんですよ。
原始焼きすっげぇ。
焼き魚って皮をパリパリに焼くのは家でもできるけども、身が引き締まりすぎて固くなりませんか。
かといって、身をふんわり仕上げようとすると、皮はぐにゅっとしてしまって。難しいですよね。
皮がパリッとしてて、身がふわふわなのは原始焼きだからですよ。
真っ直ぐ立てて真下に脂が落ちるから、この食感になるってことかな。
絶対これは食べといて。3匹はいけるから。
歯応えとジューシーな旨みがクセになる「ちっごコチ鶏炭火焼き」
こちらは、『ちっごコチ鶏炭火焼き』(780円)。
これを食べずに『ととり』は語れないのよ。
朝引きの地鶏を炭火で、若干レア気味にジューシーに焼き上げています。
柚子胡椒をのっけてももちろんうまくて、お酒のアテにうってつけ。
お皿の白い部分は、実はお塩でして。
この塩がまた、全然しょっぱくないもんなぁ。
塩を付けると、炭火焼きの香りも引き立ちます。ぜひ食べてほしい。まじで箸が止まらんのよ。
コスパ◎鮮度抜群の「おまかせ刺盛」
「原始焼き」や「炭火焼き」は、注文して焼きあがるまで少し時間がかかるので、それまで刺身なんていかがでしょう。こちらは、『おまかせ刺盛』(1人前1,580円)。
こんなに種類豊富でこの価格って、ほかではなかなかないですよ。写真は2人前です。
ラインナップは日替わりですが、この日の内容をご紹介します。
鮮魚の脂のノリ具合は絶好調ですね。
醤油を使わずに、そのままで食べても甘いんだ。
この価格の刺盛にのっけていいの?
これは大トロ? 中トロかもしれませんが、脂が滴り落ちそうなほどテロテロに輝いていて、マッジでうまい。
全然ミョウバンの香りがしない、本物のウニです。
「え、こんなものまでのってるの?」ってオンパレードなんですよ。
いくらにホタテにウニに大トロって、原価大丈夫なのか。
飲食店関係者じゃなくても、豪華なのは分かってもらえるはず。
おすすめです。
出汁に浸かったふわふわ「だし巻き卵」
『だし巻き卵』(650円)も外せません。
見てこれ、出汁を巻きつつ、さらに出汁に浸かってるんだ。
出汁がまた、うまいんだね。
スーッと体に染み込む、やさしい旨みが上品ですねぇ。
だし巻き卵も、もちろん味がしみしみ。居酒屋に行く度にだし巻きを注文しますが、僕の中でNo.1の味わいでした。
「原始焼き」はもちろん、どれを食べても外さないお店です。価格もお手頃がうれしい! ぜひ、一度行ってみてね。(文/よりみち)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■原始焼き酒場 ととり
住所:八女市本町東唐人町1-222-6
営業時間:18:00~24:00(23:30L.O.)
定休日:水曜
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/よりみち
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