福岡市内から車で1時間半!日常を離れて奥八女の自然豊かな“楽園”で楽しむ「創作スパイスカレー」
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記156回目は、八女の自然を大満喫!古民家の限定スパイスカレー。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
福岡市内から車で1時間半!“完全予約制”豊かな自然に囲まれた「rakuyen bangohan(楽園晩御飯)」(八女市黒木町笠原)
八女市黒木町笠原、山あいの茶畑に囲まれた自然豊かなエリアにある『rakuyen bangohan(楽園晩御飯)』。
福岡市内で『博多のカレ』というカレー店を営んでいたオーナーご夫婦が2年前に移住し、オープンさせたお店です。
現在は、完全予約制のカレー店と民泊として営業しています。
空き家だった古民家を改装した店舗。思わず「ただいま~」と言いたくなるような玄関で靴を脱ぎ、中に入ります。
実家に帰ってきたような懐かしさを感じる空間に、暖房は薪ストーブと火鉢。
そんな昔ながらの暮らしを体感できるお店でいただけるのが、半自給自足生活のご夫婦が手がけるスパイスカレーです。
その時、手に入る食材で!一期一会のスパイスカレープレート
こちらが、前日までに要予約の『本日のrakuyenカレー』(デザート・ドリンク付き、2,000円)。
テーブルには、プレートメニューのお品書きもあります。
この日のカレーは3種のあいがけ!
存在感抜群の「ふぐの一夜干しカレー」は身が柔らかくて、ふっくら! ふぐが主役で刺激控えめのカレーです。
「いのししのキーマカレー」は、噛み応え抜群! そして噛むほどにしっかり旨みが感じられる肉肉しいカレー。臭みは一切なく、とっても食べやすく仕上がっています。スパイスは10種類ほど使っていますが、角が立たずにいいバランス。
オーナーご夫婦が育てた、プチプチ食感の黒米とも相性抜群です!
そして、「豆と高菜のカレー」は、ほくほくやさしい甘みの中で、高菜のピリッとした辛みと強い旨みがいいアクセントになってくれます。初めての組み合わせですが、相性抜群でビックリしました。
お米や野菜を作りながら、その時に手に入る食材を合わせて作るカレープレート。
奥八女の自然の恵みと、旬のおいしさを噛みしめながらいただく、一期一会のカレーです。
デザートまでついて、薪ストーブの柔らかい温かさを感じながら、身も心もほっこりです。
田舎暮らしを感じながらいただく自然の恵み
農業や山奥での生活が何も分からないままスタートした2年前。
近所の方に助けてもらい、時にはお客さんの手を借りながら、失敗を繰り返しつつもこの生活を楽しんでいると、オーナーご夫婦は言います。
ニワトリやヤギも飼育していて、先日は脱走したヤギが、育てていたブロッコリーを食べてしまったそう。
しんしんと降る雪の気配を感じながらそんなエピソードを聞く時間も、なんだかとても贅沢に感じてきます。
民泊では、ドラム缶風呂に入りながら星空を眺めることが出来たりと、さらに自然をダイレクトに感じる時間が過ごせるそう。
日々の生活から離れてリフレッシュしたくなったときは、『rakuyen bangohan (楽園晩御飯)』で自然を大満喫するのがオススメです。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
■rakuyen bangohan (楽園晩御飯)
住所:福岡県八女市黒木町笠原11160-1
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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