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春のスキンケア

春が来る前にやっておきたい!美容家直伝「季節の変わり目に行うべきスキンケア」3つ

2023.03.07

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こんにちは。美肌研究家の杉本由美です。

もう間もなく本格的な春がやって来ますね。毎年、春先になると肌荒れに悩まされるという人も多いのではないでしょうか。

冬の寒さや乾燥によって、春のお肌はダメージが溜まった状態になっているため、バリア機能が低下して、少しの刺激にでも反応しやすい「ゆらぎ肌」になりやすくなっています。

そこで今回は、春が来る前にやっておきたいスキンケアをご紹介します。できるだけ早めにケアを始めることで、肌荒れ回避の効果がグンと上がりますよ。

1:泡クレンジングで角質ケア

少しでも肌荒れに悩まされないようにするためには、角質ケアが大切です。

角質は、不要なものだけが自然と剥がれ落ちるのが理想ですが、冬の乾燥ダメージなどが蓄積されるなどしてターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が剥がれ落ちず、お肌がゴワつくなど肌荒れの原因にもなります。

毎日の丁寧な洗顔で古い角質を取り除いて、健康なお肌づくりをしましょう。

まずは、泡立てるタイプのクレンジングの泡を、ゴワつきやすいTゾーンとUゾーンからのせていきます。皮膚の薄い目元や乾燥しやすい頬などは、最後に泡をのせましょう。

泡クレンジングで角質ケア

画像:Shutterstock

そのあとは、泡で押し洗いをするように、やさしく摩擦レスで洗っていきます。

顔を強く擦り過ぎてしまうと、さらなる角質肥厚につながりかねないので、擦らずに泡を使って汚れを浮かす感覚で洗うのがコツですよ。

すすぐ際は、体温くらいのぬるま湯で、洗い残しがないようにしっかりすすいでくださいね。

洗顔による角質ケアが不十分だと感じる場合は、スペシャルケアとして、酵素洗顔をおすすめします。

お肌への負担が比較的少なく、デイリーで使用しても良いという意見もあるほどですが、私の経験では、週1~2回程度がおすすめです。

2:コットンパックで保湿ケア

次に強化したいのが、保湿ケアです。

いつものスキンケアに保湿アイテムをプラスしたり、シートマスクなどでスペシャルケアをしたりするのも良いのですが、デイリーケアで使用しているスキンケアアイテムだけでも、ちょっと工夫をすれば保湿強化は叶います。

今回は、毎日簡単にできるケアとしてコットンパックをご紹介。

洗顔後に化粧水でお肌を整えたら、化粧水を染み込ませたコットンでパックをしましょう。

1枚のコットンに化粧水を染み込ませ、2枚に割いてください。毛羽立っていないほうを肌に密着させましょう。

コットンは引っ張ると伸びるので、引っ張って密着させてくださいね。

コットンパックで保湿ケア

画像:杉本由美

5分くらいを目安にコットンを取り外してください。途中でコットンが乾燥するときは、上から追い化粧水をするのが良いですよ。

コットンを外したあとは、お肌表面に残った化粧水を馴染ませます。そのあとは、素早く美容液や保湿クリームでうるおいを閉じ込めてください。

乾燥が気になる部分には、クリームを重ねづけしておくと、しっとりとしたお肌に仕上がります。

3:SPFの低い日焼け止めで紫外線対策

肌荒れに影響を及ぼすものは、乾燥のほかに紫外線も挙げられます。

春に向かって徐々に紫外線量が増えてくるため、日焼け止めなどを使って、冬の乾燥によるダメージを受けたお肌をしっかりと守ってあげましょう。

SPFの低い日焼け止めで紫外線対策

画像:Shutterstock

この時期の紫外線対策だと、真夏ほどSPF値が高い日焼け止めを使用する必要はなく、肌に負担の少ないSPF10~20ほどで十分ですよ。

毎日のスキンケアをより丁寧に行うことで、お肌の調子を整えることができます。早めのケアで肌荒れに悩まされない春を迎えてくださいね。(文/杉本由美)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/杉本由美
※画像/kei907、Kristini/Shutterstock

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