美髪を目指す!【美容師が教える】自宅でできる「頭皮ケア」
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
2023年もみなさんにとって有益な情報をお届けできたらと思います。よろしくお願いします!
冬は、お肌とともに髪や頭皮も乾燥します。
私のお客様からは、最近特に頭皮ケアについての質問をされることが増えました。「頭皮のにおいが気になる……」という声もよく聞きます。しかし、どういうケアをしたらいいのか分からずお悩みの方も多いようです。
そこで今回は、美容師視点で頭皮のセルフケア法をレクチャーします。参考になればうれしいです。
どうして頭皮ケアが必要なの?
頭皮ケアを行うと、コシと太さのある健やかな髪の毛を育てることに期待が持てます。
反対に頭皮ケアを行わず放置したままだと、頭皮に汗をかけずに頭皮がにおったり、毛細りによりボリュームダウンしたりする原因の1つにもなりかねません。
・特に頭皮ケアをしたほうが良い状態は?
では、どんな状態になってきたら頭皮ケアをしたら良いのでしょうか。
それは、頭頂部の髪の細さが気になったり、髪のボリュームが少なくなってきたり、髪質の変化を感じるようになってきた方。
また、寝不足や食事の不摂生、運動不足が気になる方や、顔に疲れが出やすくなった方などはケアを検討すると良いでしょう。
ただ、基本的には髪質の変化を感じる前にケアをスタートさせておくのが理想的です。一般的には25歳くらいから始めると良いと思います。
頭皮ケア1:スカルプシャンプーで余分な皮脂を落とす
まずは、頭皮の状態を健康的に保つことを目的とする、スカルプシャンプーを使いましょう。
特に、頭皮のにおいが気になる方におすすめで、夏場なら3日に1回程度、冬場なら1週間に1回程度使用すると、余分な皮脂を落とすことが期待できます。
髪が長い方の場合、スカルプシャンプーで髪がきしむと絡みの原因にもなるので、シャンプー後はトリートメントでしっかり毛先の保湿をしてください。
このとき、頭皮にはスカルプ用のトリートメント以外はつけないように注意しましょう。毛先にはお好みのトリートメントを使用して大丈夫です。
頭皮ケア2:毎日のシャンプーで頭皮をもみほぐす
私はお客様によく、シャンプーの際に頭皮をもむことをすすめています。
毎日のシャンプーついでに5分ほどでよいので習慣にできれば、面倒くささもあまりなく簡単に続けやすいかと思います。
シャンプーの泡があることで、髪を引っ張ってしまうことなく、やさしくケアすることができますよ。
手順は頭部と首のつけ根→耳からおでこにかけての生え際→頭頂部という流れを意識しながら行いましょう。
このとき、首から頭頂部にかけての血管は、大木をイメージしてください。
大木の根っこのように首には太い血管があり、頭頂部に行くにつれ、幹や枝のように毛細血管が張り巡らされています。
首から上の順にほぐし、最後に頭頂部をほぐしましょう!
両手の指を狙ったところに置いたら、頭皮の中に指の腹を押し込むようなイメージで行ってみてください。
もみほぐすところを変えるときは押したまま移動せずに、一度浮かせてポイントを変えてくださいね。
また、頭頂部には筋肉がないため、血流が滞りやすいといわれています。頭頂部もケアして、コシと太さのある髪が育つような頭皮環境を目指しましょう。
頭皮ケアをする際の注意点
・長時間や強い力はNG
頭皮のコリを感じるからと、長時間ほぐそうとしたり、急に強い力で無理に行うと、頭痛を引き起こす原因になるので控えましょう。
毎日、適度な力で無理なく続けることが大切です。
・スカルプブラシで頭皮をこすることはNG
また、スカルプブラシを使う方も多いかと思いますが、頭皮を押したまま横にゴシゴシ滑らせることはしないようにしましょう。
根元からの切毛の原因にもなるといわれるため、手で行うときと同様に、頭皮から一度浮かせてポイントを変えてください。
頭皮ケアは、その日のコリを軽い力でやさしく取っていくイメージで行ってみてくださいね。ケア方法を担当の美容師さんに相談するのもおすすめです。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/kei907/Shutterstock
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