6時間煮込んだチキンがホロホロ♡本場バングラデシュの辛ウマ薬膳スパイスカレー(福岡市中央区警固)
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記121回目は、福岡では珍しいバングラデシュのカレー。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
福岡では珍しいバングラデシュカレー!「バングラデシュ雑貨とカレーの店 ハイダル」(福岡市中央区警固)
福岡市地下鉄「桜坂」駅から歩いて10分ほど、『筑紫女学園高等学校』の横にある『バングラデシュ雑貨とカレーの店 ハイダル』。アパートの1階にお店があります。
カラフルに彩られつつも、落ち着く雰囲気の店内は、カレーの良い香りに包まれています。
お店の一角には雑貨のコーナーもありました。
骨付きもも肉が食べ応え十分!辛うま薬膳スパイスカレー
オープンから12年、福岡では珍しいバングラデシュのカレー店としてファンが多い『ハイダル』。
さっそく本場のカレーをいただきます! こちらは、『薬膳ローストチキンカレーセット』(ランチ1,650円)。
サラサラのルーに、どーんとのった骨付きもも肉が存在感抜群です!
スパイスを塗り込み1度ローストしてから6時間以上煮込んだというチキン。
表面はこんがりしていますが、中は驚くほどしっとりしていて、スプーンで簡単にほぐれるんです。
そして、柔らかいけど噛むとしっかり旨みが出てきて、スパイスの風味もしっかり感じられます。
サラサラのルーにもチキンの旨みがたっぷり! 加えて、トマトの程よい酸味と旨みが効いて、スパイスの辛さがしっかりあるのにとっても食べやすい味にまとまっています。
スパイスはカレーのベースとなるものが15種類、さらにチキンに合うスパイス数種類を使っているとのこと。
なじみのないバングラデシュのカレーだから少し刺激的な味を想像していましたが、決してそんなことはなく、ベースの旨みがしっかりしているので辛くてもパクパク食べられるおいしさに仕上がっています。
とことん本場にこだわっていますが、実はごはんは秋月のお米。白米と玄米を混ぜたものなんです。秋月のお米の甘みが、カレーをマイルドにしてくれます。
セットのサラダはそのまま食べてもいいし、カレーと一緒に食べるとさっぱりとした味わいに。
紅茶は甘さ控えめのチャイで、スパイスの辛みで覆われた口や胃の中をしっかりリセットしてくれます。
バングラデシュの定番、“魚”のカレーも
チキンだけでなく、魚のカレーもあります。
数量限定の『本日の魚カレー』(1540円〜2420円 ※魚によって値段が変わります)。この日は贅沢に真鯛が丸々一尾使われていました。
日本ではお肉のカレーのほうがなじみがありますが、バングラデシュではカレーの約9割が魚のカレーだそう。より本場らしさが楽しめる一品です。
日本とバングラデシュの架け橋に!
店内の一角で販売している雑貨は、すべてバングラデシュのもの。
フェアトレードで取り寄せたものを販売して現地の職人さんたちを応援しています。
手縫いの刺繍が美しいクロスや、エコバッグ、革製品なども。
実はこのお店のオーナー、ハイダルさんはバングラデシュのご出身。来日をきっかけに「バングラデシュと日本の架け橋になりたい!」とNPO法人を立ち上げ、バングラデシュの支援を続けています。
このお店も、そういった思いから生まれたお店。このお店やカレーがバングラデシュのことを知るきっかけになってほしいと、オーナーの母の味を再現して作り続けているんです。
そして、さまざまな支援が実を結び、2017年にはバングラデシュに病院を設立したそう。
ここ福岡で、バングラデシュを感じながら、ぜひ1度味わっていただきたいカレーです。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
■バングラデシュ雑貨とカレーの店 ハイダル
住所:福岡市中央区警固2-9-10-1F
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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