チキンに合い挽き肉とお肉がゴロゴロ! “映画喫茶”で味わうトマトチキンカレー(鞍手町)
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記102回目は、映画の世界にどっぷり浸かれる喫茶店でいただくスパイスカレー。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
扉を開けると広がる映画の世界!「喫茶シンクロ」(福岡県鞍手町)
福岡県鞍手町にある『喫茶シンクロ』。
昔ながらの喫茶店のような佇まい。しかし扉を開けると………
壁中に映画のポスターや写真がずらり。さらには、本物のフィルムカメラも!
実はこのお店の店主は、30年以上映画界に携わっている方。東京で活動されていましたが、2年前に拠点を福岡に移し、『喫茶シンクロ』をオープンさせました。これほどまでに映画の世界観を詰め込んだ喫茶店は、全国的にもかなり珍しいそうです。
学生時代からコツコツ集め続けたポスターなどの映画グッズも飾りながら大好きな空間を作り、その中で、もともと大好きだった“カレー”を作り、まさに“大好きに囲まれたお店”を映画の仕事の傍ら営んでいるそうです。
トマトチキンカレーなのに合い挽き肉が!?食べ応え抜群のスパイスカレー
カレーのメニューは1種類のみ! その名も、『今日のカレー』(800円)です。
トマトベースにごろごろチキンが入った、いわゆる“トマトチキンカレー”。ボリュームたっぷりです!
トマトと炒めた玉ねぎがたっぷり入ったルーは、ベースの出汁の旨みも相まって辛さ控えめ。11種類のスパイスが入っているとは思えないほどマイルドな味わいです。
当初はスパイスの存在感抜群のとがったカレーを作っていたそうですが、地域のお客さんに不評だったことから今の味に落ち着いたそう。
チキンはスパイスに漬け込み、一度表面をこんがり焼いて香ばしさもプラス。噛むたびに、奥まで染み込んだスパイスの風味が感じられます。さらに、ルーにはチキンだけでなく牛豚の合い挽き肉も入っていて、食べ応え十分です!
スパイスとたっぷり入ったショウガ・ニンニクの効果で、食べるほどに体がポカポカに! ライスもルーもボリューミーで大満足のカレーです。
ちなみに、『今日のカレー』というメニュー名には「今日は今日のおいしさがあるから!」という意味が込められています。基本的には毎日同じメニューなんですが、日によって多少生まれる味の変化も含めて楽しんでもらいたいそう。
映画好きにはたまらない♡ここでしかお目にかかれない貴重な品々
お店の名前である“シンクロ”という言葉は、映画の世界では“映像と音を合わせる”作業を意味するそう。店内には、実際に映像のフィルムと音のフィルムを合わせる、シンクロの作業を行う機械もありました。
さらに、おそらくここでしかお目にかかれないような貴重な品々も……!
大ヒット映画のCGの分野に携わっていたという店主。タイミングがあえば、現場でのエピソードなども聞かせてもらえるかもしれません。
店主とはもちろん、お客さんどうしで映画への思いをシンクロさせるもよし! もちろん、カレー愛をシンクロさせるもよし! 全国的にも珍しい、映画をコンセプトにした喫茶店。長居すること間違いなしです。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
■喫茶シンクロ
住所:福岡県鞍手町大字中山2353-7
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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