根元の部分捨てちゃってない? 平日のご飯作りがラクになる「ほうれん草」の“正解”下ごしらえ
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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。
ほうれん草がおいしい季節になってきました。年中出回っていますが、11月~2月の寒い時期が旬のお野菜で、夏の時期よりも冬のほうが栄養も多く含んでいるんだとか。
買ってきてゆでておくだけで、お弁当の隙間を埋めてくれたり、あと一品足りないな~というときに役立ちますよ。
今回は、ほうれん草の下ごしらえと、簡単な和え物をご紹介します。
ほうれん草を色よくおいしく下ごしらえ
ほうれん草の茎と葉っぱの部分どちらが好きですか? 私は断然茎の部分。ちょっと固めにゆでて食べると甘みがあっておいしいです。
あと、細い茎のほうれん草のほうが好きなので、そのようなほうれん草を選ぶようにしています。では、まずはほうれん草の下ごしらえを!
(1)ほうれん草は洗う前に根元に細かく切り込みを入れ、泥を落としやすくする(下の写真参照)。葉っぱの部分も雨などで結構汚れているのでボウルに水をはり、よく洗う。
(2)鍋にたっぷりのお湯を沸かして、塩を湯の0.5%加える(1リットルに小さじ1杯が目安)。
(3)ほうれん草を立てるように持ち、茎が根元から湯につかるように入れる。30秒程経ったら葉の部分も入れ、プラス20秒程ゆでる。※ゆで過ぎには注意してください!
(4)ボウルにたっぷりの冷水を用意し、ゆであがったほうれん草を放ち、冷やす。
この作業は、ほうれん草の色をよくするためと、ほうれん草に含まれるあくをしっかりとるためです。
(5)アルコール消毒した保存容器にキッチンペーパーを敷き、よく絞ったほうれん草を入れて冷蔵庫で保存する。
冷蔵保存で~3日目安で食べきってください。
たまに、保存していると根元の部分が黒くなる場合がありますが、鉄分が酸化したものなので食べても大丈夫です。根元のピンクの部分には栄養がたっぷり詰まっているので、なるべく切り落とさずに食べましょう!
ほうれん草は何と合わせて食べる?ゆで置きがあれば秒で出来る簡単副菜2つ
1:ほうれん草のツナ和え
【材料】(2人分)
ゆでほうれん草・・・70g
ツナ缶(油漬け)・・・1/4缶
麺つゆ・・・大さじ1/2
白ごま・・・少々
<作り方>
(1)ゆでたほうれん草を3センチ幅に切り、ボウルに入れる。
(2)ほうれん草に麺つゆを和える。その後、ツナを油ごと入れ和える。
(3)器に盛り、白ごまを指で潰しながらふる。
ツナのおかげで子どもも食べやすい一品です。お弁当にもおすすめ!
2:ほうれん草とじゃこのナムル
【材料】(2人分)
ゆでほうれん草・・・70g
ちりめんじゃこ・・・大さじ1
A砂糖・・・1つまみ
A塩・・・1つまみ
※1つまみは親指、人指し指、中指の3本指でつまんだ量
Aしょうゆ・・・小さじ1/2
ごま油・・・大さじ1/2
すりごま・・・小さじ1
<作り方>
(1)ゆでたほうれん草を3センチ幅に切り、ボウルに入れる。
(2)(1)にAを加え和える。その後、ちりめんじゃこ、すりごまを和え、最後にごま油を加える。
お好みで、すりおろしのにんにくを少し加えてもおいしいです。ちりめんじゃこは冷凍しておくと、こういったときにちょこっと使いができて便利ですよ。
このほかにもだし醤油とゴマで和えたり、かつお節、のりなども良く合いますよね。
個人的には、焙煎したゴマがたっぷり入ったミツカンの「ごまぽん」をかけるのも好きで、罪悪感の少ない、いいおつまみになります。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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