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惣菜パンの多さにびっくり!南区大楠「ベーカリー・ゾウ」はUber Eatsでも楽しめる【古後大輔の福岡パンライフ#25】

2020.06.08

ぱんにちは〜!

今日も素敵な「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。

今回は、地域の子どもたちが楽しく通える“安心安全なパンづくり”と“店づくり”にこだわり続ける、南区大楠にあるまちの愛されパン屋さん『bakeryZOU』をご紹介。

 

老舗ベーカリー出身の夫婦が作り出す個性豊かなパンたち

bakeryZOU

画像:シティ情報ふくおか

窓に描かれた象の絵が目印の『bakeryZOU(ベーカリー・ゾウ)』。

どうして象なのだろう? 「息子の名前・健蔵からとりました」と笑顔で教えてくれたのは、夫婦二人三脚で店を切り盛りしている田中雄矢さんと妻の幸代さん。雄矢さんがパンを作り、幸代さんが販売を担当している。

田中夫妻は二人揃って老舗ベーカリー『パン・ナガタ』の出身。2017年11月に夢だった自分たちの店を福岡市南区大楠にオープンしてから約2年半。

今では棚一面に並ぶパンを求めて、子どもから主婦やOL 、仕事途中の中高年のおじさんも多く訪れる、まちの愛されベーカリーとして、立派な“大楠ファミリー”の一員になっている。

bakeryZOU

画像:シティ情報ふくおか

bakeryZOU

画像:シティ情報ふくおか

店内に入ると目の前の棚一面にズラリと並ぶパンの多さにびっくりする!  一日に作るメニューは約40種類。シンプルな食事パンと同じくらい惣菜系が多いのがいかにもまちのパン屋らしいところ。

「最初は生地のみのシンプルなパンを作っていたのですが、この辺りには惣菜パンを買えるところが少ないという要望をお客さんからいただいて…」と雄矢さん。

特徴的なのは、その具材の組み合わせ方。バラエティ豊かで、どれも雄矢さんのパン職人としての個性が活きている。中でも『セロリチーズ』は意外性と独創性が高い逸品!

苦手とする人が少なくない「セロリ」の風味とシャキシャキした食感を生かしつつ、そこにモチふわの食感の生地とチーズを加えることで、小さな子どももあっという間にペロリと平らげてしまう味わいを作り上げているのだ。

朝食でもおやつでもシーンを問わず食べたくなる『セロリチーズ』(237円)

画像:シティ情報ふくおか

はちみつとブラックペッパーを使った大人気の一品『クリームチーズとベーコンのバケット』(259円)

画像:シティ情報ふくおか

幸代さんおすすめ!『クルミレーズンのクリームチーズサンド』(248円)

画像:シティ情報ふくおか

画像:シティ情報ふくおか

食パンや定番メニュー単品から、人気メニューの詰め合わせセット(1500円から)などUber Eatsでの宅配サービスも大好評。ぜひWEBサイトをのぞいてみみて!

 

子どもたちがワクワクして通える、安心安全な大楠の愛されパン屋さん

画像:シティ情報ふくおか

「子どもが入りやすいお店にしたかったんです。野球帰りに夕方来て、パンをチェックしていく子もいるんですよ」とうれしそうに話す雄矢さんは大の子ども好き。

普段は店奥の工房にこもってパンづくりに励んでいるが、店から子どもの声が聞こえてくると必ず出てきて話しかけるのだとか。

息子・健蔵くんは「パパのパンが大好き」だそうで、お気に入りは「あんぱん」。「小さな頃から、朝、あんぱんがないとダダをこねるんです」と笑う幸代さん。健蔵くんから「パパ、パン屋になってくれてありがとう」と言ってもらった時は「涙が出そうになりました(笑)」と雄矢さん。

自身も小さなひとり息子を持つ親として、地域の子どもたちが楽しく通える安心安全なパンづくりと店づくりにこだわり続ける田中夫妻。

『bakeryZOU』を訪れるといつもほっこりした気持ちになるのは、きっと、そんな田中夫妻の家族愛が溢れているからなのだろう。(文/古後大輔)

〈店舗詳細〉

bakery ZOU(ベーカリー・ゾウ)
住所:福岡市南区大楠1-27-1
詳細はbakery ZOU(ベーカリー・ゾウ)

【参考・画像】

※古後大輔

※シティ情報ふくおか

この記事は公開日時点での情報です。

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