まだ食べたことない!? 無印良品の「コオロギせんべい」本音レポ&アレンジレシピ
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美容ライターの坂本雅代です。
最近テレビ番組でも取り上げられることが増えた“昆虫食”。「えっ?虫?」とギョッとしてしまいますが、実はお菓子やスープ、パンなど、今はさまざまな商品が発売されているんです。
今回ご紹介するのは、発売されるやSNSなどでも話題になった無印良品の『コオロギせんべい』。
聞いたことはあっても、勇気が出なかったという人も多いのではないでしょうか。「どんな味?」「食感は?」「虫の味……する?」など、『コオロギせんべい』の気になるところを本音レポートします!
食糧問題や環境問題などと共に注目が集まる昆虫食の第一歩としておすすめかも!?
コオロギせんべいとは?
『コオロギせんべい』(190円)は、コオロギのパウダー入りのせんべいです。
実はコオロギは牛や豚、鶏などの家畜と同じように主要な栄養を体内に多く含み、栄養素を効率よく摂取できる“地球に優しい未来食”だといわれています。
そんなコオロギのパウダーを使ったこの商品、表のパッケージには「エビのような香ばしい風味が特長」だと書かれていました。裏には「食用コオロギパウダーは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれている」との説明があり、そのほかアレルゲンは小麦や大豆も含まれているようなのでご注意ください。
無印良品の『コオロギせんべい』は、昆虫食研究の最先端を走る徳島大学と協業しており、研究をベースに飼育された「フタホシコオロギ」という熱帯性のコオロギを使用。衛生的で安全な環境で飼育されているので、衛生面が気になる人も安心ですね。
なぜコオロギに注目が集まっているのか?
現在、2050年には世界人口が100億人に達すると予想されており、世界の食糧危機が問題視されています。重要な栄養素であるたんぱく質の確保が重要な課題とされる中、動物性たんぱく質の代替として注目を集めているのが昆虫食なんです。
昆虫は牛や豚、鶏などに比べて生育する際の温室効果ガス排出量、必要な水、エサなどが圧倒的に少なく、環境負荷が軽減されるメリットがあるといわれています。そのため、国連食糧農業機関(FAO)も動物性たんぱく質の代替として昆虫食を推奨しています。
その中でも、コオロギは飼育が容易で成長が早く、雑食なのでエサの選択肢が広いなどの理由で効率的に生産できるため、注目されることが多いようです。
しかも、100gあたりのたんぱく質量は、鶏・豚・牛が20g強なのに対し、コオロギはその約3倍の60gも含まれるという優秀食材!
実際に食べてみた!食感やにおい、見た目など
えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれるとのことで、袋を開けると確かにえびのような香ばしいにおいがしました! 表面は少しザラザラしていますが、見た目からはコオロギ感はしません。薄い普通のおせんべい。色は少し茶色く、黒い点々が見えます。
実際に食べてみると薄味で、噛んでいるとだんだん、えびのような味わいが。食べる前は恐る恐る……という感じでしたが、食べてしまえば恐れていた虫の印象はゼロ! 言われなければ分からないので、大人も子どもも、普通のお菓子として楽しめると思います。
「コオロギせんべい」のアレンジ
そのままでもパクパクと食べられますが、シンプルなので食べ方のアレンジもできそうだと思い、試してみました!
直径4cmほどの小さなおせんべいなので具を挟むのは難しいですが、お好み焼きソース×マヨネーズでお好み焼き風にアレンジ。これはビールのおつまみにぴったりです。
次に、とろけるチーズをちぎってのせ、ラップなしでレンチン30秒。塩味と香ばしさが増し、こちらもお酒が進みそうなおつまみに。
もともとクセがない商品なので、クラッカー感覚でアレンジを楽しめそうです。
最初はちょっとびっくりするかもしれませんが、食べてみると違和感なくおいしく食べられます。栄養価が高く、これから注目を集めそうな昆虫食の第一歩として無印良品の『コオロギせんべい』、ぜひ試してみてくださいね。(文/坂本雅代)
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。 ※数量限定・一部店舗とネットストアのみ取り扱いです。
【参考・画像】
※文・画像/ 坂本雅代
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