食べられるのは1日2時間だけ! “あえて焦がす”レトロ喫茶店のコクうまビーフカレー(福岡市南区大楠)
【2021年5月12日~6月20日、福岡県に緊急事態宣言が出されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
“自粛疲れ”な毎日の息抜きに、 「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は「3密を回避」「手指の消毒」「マスクの着用」などの感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記76回目は、レトロアパートの1室でのんびりいただく“喫茶店カレー”。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
レトロアパートのくつろぎ空間!喫茶店「のらり」(福岡市南区大楠)
福岡市南区大楠にある『のらり』。「あさだ荘」というレトロなアパートの1室にある喫茶店です。
決して広くはないけれど、ゆったりくつろげる落ち着いた空間。店主こだわりのコーヒーの香りが広がります。
この喫茶店で、ランチタイムに数量限定で提供しているのがカレーなんです。
“焦がしスパイス”がポイント!コクうま&ほろ苦のビーフカレー
『欧風ビーフCURRY』(1,000円)。12時~14時のみ、数量限定で販売しています。
お肉がごろっと入ったビーフカレー。目の前に運ばれてくると、とたんに洋食屋さんのようなコク深いいい香りが広がります!
口に入れると、佐賀産の黒毛和牛の旨み、そして玉ねぎをじっくり炒めて生まれるやさしい甘みをしっかり感じます。それでいながら、香ばしさとほんのりした苦みがふわっと広がるんです。
実はこのカレー、スパイスをあえて焦がす“焦がしスパイス”をアクセントにしているそう。あえて作ったこの焦げが、より香り豊かに、そして苦みという大人の味わいをプラスしてくれます。
ゴロゴロ入ったお肉は、スープで旨みを引き出したあとに取り出すことで存在感を残し、最後に再びルーと合わせているそう。ホロホロとした柔らかさなのに、しっかりと食べ応えも感じられる絶妙な加減に仕上がっています。
超本格的なビーフカレー! それだけでも十分すぎるくらいにおいしいんですが、ご飯の上にのった副菜がいいアクセントになるんです。この日はひよこ豆と赤キャベツ、キウイがのっていましたが、おすすめはキウイ! キウイの酸味がカレーの味をさわやかに仕上げてくれて相性抜群でした。
コーヒー×ビーフカレーのゆったり時間
“喫茶店”としてオープンした『のらり』。店主の鎌田正太さんがもともと行きつけだった食堂の店舗を居抜きで受け継ぎオープンさせたお店です。
鎌田さんは当時から、レトロアパートの中のこのゆったりした空気感が大好きだったそうで、自慢のコーヒーをくつろぎながらゆっくり味わえる喫茶店として『のらり』を始めました。
コーヒー豆は県外のロースターさんから仕入れ、ほかのお店では味わえないコーヒーを目指しています。
カレーとセットにすると、コーヒーは200円引きに!
「コーヒーもカレーもバランスが大切」と話す鎌田さん。甘み・苦み・酸味といった味のバランスを整えるのはもちろん、季節に合う味をとても大切にしているんです。
季節や気候によって「おいしい」と感じる味が変わるはず!と、カレーもコーヒーもそのときの「おいしい」を意識しているとのこと。
実際、私がいただいたカレーはムシっとした暑さも出てきた梅雨の入り口ということで、後味がさっぱりすっきりするように“酸味”をしっかり加えられていました。
そんな優しさも、この『のらり』の魅力。のーんびりしたいとき、ひとりの時間を楽しみたいとき、コーヒーやカレーをじっくり味わいたいとき、ぜひ『のらり』の扉を開けてみてください。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
■のらり
住所:福岡市南区大楠3丁目7-26 あさだ荘
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
【参考・画像】
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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