辛ウマ! “日本人による日本人のための”スリランカカレー「和田咖喱(わだカリー)」(福岡市博多区)
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記71回目は、日本人好みにアレンジされたスリランカカレー。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
2020年秋にオープン!日本人好みのスリランカカレー「和田咖喱(わだカリー)」(福岡市博多区)
福岡市博多区、西鉄「雑餉隈」駅から徒歩5分ほどのところにある『和田咖喱(わだカリー)』。2020年10月にオープンしたスリランカカレーのお店です。
スリランカカレーのお店とはいえ、親しみを持ってもらいたいとの思いから日本らしい『和田咖喱』という名前にしたそう。でも、実は店主は“和田さん”ではなく“堤さん”なんです。
そんなちょっと変わった感じのお店が出す、日本人好みのスリランカカレーとは……!?
秘密は“あの調味料”!本格的だけどなぜかホッとする味わいのスリランカカレー
『スリランカカレーセット』(1,000円)は、2種のあいがけカレーとサラダ、アイスクリームのセットです。
左がマイルドな味わいの「ポテトカレー」、右のちょっと赤いカレーがスパイシーな「チキンカレー」です。
ジャガイモの甘みを生かしたポテトカレーはとってもまろやかな味わい。7種類のスパイスを使っていますが、刺激的な辛さはありません。ベースに和風出汁を使い、隠し味には醤油を入れているので、どこか懐かしく、日本人でも食べやすい味に仕上がっています。
一方のチキンカレーは、口に入れた瞬間からガツンと来る辛さ! チキンの旨みを感じつつも、一口食べると口の中がピリピリ刺激される辛み。ただ、醤油やケチャップといったなじみの味が隠し味になっているので、本格的な辛さの中にもどこかホッとするコクと味わいを感じられるんです。
スプーンからあふれんばかりの大きさのチキンは、ほろりと崩れる柔らかさ! 繊維の奥までスパイスの風味がしっかり染みこんでいます。
あいがけなので、2つのカレーを混ぜてちょうど良い辛さを探しながら食べるのもオススメです。
建設会社から生まれたカレー店
実は店主の堤浩晃さんは建設会社を経営。その会社のスリランカ人従業員が作るカレーが社内で大好評だったことから「カレー屋さんを始めよう!」とオープンしたお店です。
後にその従業員は退社して、現在は堤さん自らが切り盛りしています。
開店時に作り上げたカレーをベースに、堤さんが日本人好みの“味やコク”を追求して改良を重ねたのが、現在のカレー。
店名もあえて日本らしい名前にしたように、「日本人に合うように、地域に愛されるように」との願いがカレーにも込められているんです。
そして、堤さんのもうひとつのこだわりが『和田唐揚げ』(280円/100g)です。
塩こしょうで下味をつけた骨付き肉のからあげを、“つゆ”に浸していただきます。つゆは酸味のきいたさっぱり味とスパイシー味の2種。
カリカリの衣はそのままに、鶏肉の旨みを生かした新感覚のからあげです。
スリランカカレー初心者の方にもオススメ! 日本人好みの味わいをぜひ楽しんでみてください。(文/伊藤舞)
〈店舗情報〉
■和田咖喱(わだカリー)
住所:福岡市博多区南本町1-3-18
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込み。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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