今泉の裏路地カフェ「como es」で人気!“卵黄とろ~り”キーマカレー(福岡市中央区)
こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記67回目は、今泉の路地裏にある真っ白なカフェ。音楽やアートを愛するお店で、ひそかに人気のカレーです。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
音楽やアートのカルチャーが交差する「como es(コモエス)」(福岡市中央区今泉)
福岡市中央区今泉、細い路地をさらに入った砂利道の奥にある白い2階建ての建物が『como es(コモエス)』です。
赤い扉を開けて店内に入ると、壁一面に数千枚のレコードがズラリ。
『como es』のオーナーは、福岡の音楽シーンに深く関わってきた西田陽介さん。「音楽やアートなど、カルチャーを気軽に楽しめる場を」とこの店を2018年にオープンしました。このレコードも、西田さんのコレクションのほんの一部だそう。
店内には西田さんのイラストも!
そんな音楽やアート好きが集うコモエスで、今人気を集めているのがカレー。カレー目当てに訪れるお客さんも多いそうです。
シンプルに!味のバランス良く!“見ておいしい、食べておいしい”を追求した「キーマカレー」
今回は、お店自慢の『キーマカレー』(900円)をオーダーしました。
シンプルだけど、かわいいバランスで盛り付けられた一皿。ごはん、キーマカレー、卵黄に、紫キャベツの副菜が彩りを添えています。
そして、ごはん全体にトッピングされている緑色のスパイスは「カスリメティ」。ほろ苦くも甘い香りが食欲をそそります。
真ん中の卵黄をとろ~っと崩して、一緒にいただきます!
辛さは控えめ、お肉は質感は残しつつも柔らかい食感に仕上げてあるので、とってもマイルドな口あたりです。カレーの上にパラパラっと振ったナッツのトッピングが食感のいいアクセントに。
スパイスはしっかり使っているけれど、ベースの味わいがしっかりしているので、辛いものやスパイスが苦手な人でも好んで食べられる味になっています。
また、玉ねぎの炒め時間や炒め方で水分の飛ばし具合を絶妙に調節、さらにオイスターソースやナンプラーで甘みやうまみをしっかり加えているそうです。
音楽好きも、カレー好きも、さまざまなカルチャーが融合するお店
『como es』のカレーを作っているのが、田中祥太さん。
「誰しもが1度は食べたことのある味だからこそ、『como es』のカレーが、記憶に残る、すてきな思い出になる味になってくれたら」と話し、音楽やアートを愛する人々が集うこのお店で、“カレー”という魅力を作り上げています。
テイクアウトの容器には、手書きのイラストが添えられていて、como esのカルチャーがしっかり融合しています。
そして、como esに欠かせない存在がもうひと方……
猫の「さんま社長」です。como esで暮らし、営業中も時々フラリとお店に入ってきたり、お散歩に行ったり。さんま社長目当てで遊びに来る人も少なくないとか。
おいしいカレーに、カルチャーに、猫に、刺激と癒やしがたっぷりのお店です。(文/伊藤舞)
〈店舗情報〉
como es(コモエス)
住所:福岡市中央区今泉2-1-75
詳細はcomo esへ
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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